桜にもいろいろの種類があります、中でもイヌザクラとかシウリザクラ(ミヤマイヌザクラ)ウワミズザクラというのは、ソメイヨシノに代表されるいわゆる桜とはちょっと違っています。
昨日撮影した「イヌザクラ」の花と葉っぱです、樹皮の写真がないのですがいわゆる桜に似ています。
私はこのイヌザクラの花には初めて出会いました、ここらではあまり見かけない種類です?見ていないだけかな?
この手の花とよく似ているのがシウリザクラとウワミズザクラです、シウリのほうは山のほうに有るようですからほとんど見ませんが、ウワミズザクラは私の家の周りにも沢山自生していて今の時期沢山花をつけています、好きな花です。
さて今日のテーマで名前になぜイヌが付くのか?
他にイヌブナ、イヌガシ、イヌガヤ、イヌツゲ、イヌシデ、イヌザンショウetc結構あるんですよね、でもあまりいい感じはしません、イヌとは「似て非なるもの」劣るものの意を表す語、また卑しめ軽んじて下らぬもの無駄なものの意を表す語。(広辞苑)
なんにしてもあまりいい名前ではありませんね、たとえばイヌザクラは「トラノオザクラ」なんてのはどうでしょうか。
イヌエンジュの新葉
イヌエンジュ別名大エンジュ、というからにはほんとのエンジュが有るわけですが、本とのエンジュは中国原産で自生したものがありません、に比べてイヌのほうは山に自生しているのです、なんか変だな、それはともかくこのイヌエンジュの新しい葉が開くとき銀色というかようやく緑が多くなってきた林で白っぽい葉っぱが開く様はなかなか良いものです。「ニホンエンジュ」・「ホンエンジュ」なんかどうですか。
イヌブナ別名クロブナの実