私が住んでいる奥州市江刺区米里のお祭りは5月5日と決まっています。いつからだかは分かりませんが。私はお祭り好きというわけではないのですが、こちらに引っ越してきて以来さまざまな形ではまっています、というよりはまるはめになっているというほうが正解です。今年も昨年に引き続きわが集落の伝統的郷土芸能『念仏剣舞』を披露しました。
毎年このころは花粉症もいえて、東北の遅い春が爆発して、桜だの桃だのりんごだのが花咲かせ、木の芽も一斉に開いて人に食べてほしいといっています。
春よ春北上山地の春
宮沢賢治の童話に『ヤマナシ』というのがあります、『クランボンがカプカプ笑ったよ』というやつです、何時も面白い表現をする賢治さんです。
これが『ヤマナシ』の花です、ヤマナシは今みんなが食べている美味しい梨の原種です、大木になります、満開になると全体に白い花をつけてそれは素敵です。そして秋には小さな梨の実をつけます、剪定や摘果などしないので沢山の実をつけます。
これは私の家の玄関の前にある梨の木の花です、ヤマナシに比べて少し大きな花です、なんと言う品種か分かりません、この木も毎年実をつけます、農薬も摘果もしないので商品のような梨は出来ません、それでも良い天気が続いた年は美味しい梨を食べることが出来ます、ありがたいことです。