「ミヤマガマズミ」の実が赤くなってきました、ガマズミといっても
いくつか種類が有って、ここいら辺では3種類ほどあるようです。
「ガマズミ」「コバノガマズミ」「ミヤマガマズミ」
どれも酸っぱくてジャムにすると酸味が効いてとてもいい物ができます
それから、果実酒にしても最高の部類に入ります。
ご存知、木の実の王者「サルナシ」
この実は霜が降るころトプトプとなって生でも美味しく食べられます
更科 源蔵著「コタン生物記」には
『霜が木々の葉を染め、色づいた葉を大地に返す自然の営みの日々がくると
黄色い巨鳥が翼を広げたような、コクワの葉陰で
緑色の玉が甘い自然の酒を満たした皮袋に変わる。
この実をクッチーといい、蔦はクッチーブンガラという。』
それから、サル酒というのがあって奥山の木の祠に、
酒がたまっているという話があって、
サルがこの実を木の祠に蓄えていた物が発酵して
酒となったといわれているそうです。
でも、実際にそれを味わった人はいないようです、
現実的にはホワイトリカーにつけたほうがいいようです
「香果酒」といってこれも最高の部類に入ります。
サルナシの花はこちら
今年もアケビの美しい実がたわわに成っています、
まだ緑色ですがまもなく紫色になってえもいわれぬ風情になります
そしてぱっくりと口を開け、和菓子のような
あの純白で密のような果肉を見せてくれます。
アケビの花はこちらから
美味しい秋はまだまだ続きます。