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水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

6月21日

2012年06月21日 | 日々のあれこれ

 火曜はSPAを、木曜は週刊文春を買うために朝コンビニによる。今朝はそんなに時間に余裕がなかったけど、原監督の記事が気になってたので、城北埼玉さんのそばのセブンイレブンで買い、ひとしきり読んでしまった。涌井選手でさえ謹慎したのだから、監督の場合、博多に移籍するくらいではすまないのかな。地位のある方はなんて大変なのだろう。
 巻末の「ニッポン珍部活動名鑑」というグラビアがおもしろかった。全国の高校にはいろんな部活があるものだ。佐賀県は北陵高校のバル-ン部、溶接部、厚木東高校の人形浄瑠璃部、開成高校の折り紙部、鳥取環境大学のヤギ部 … 。甲子園や花園や普門館とはまた別の、でも本質は同じ、いやむしろ純な部活があるのかもしれない。


 1学年だより「未知数」

 勉強も部活も、みなさんはまだ取りかかったばかりだ。
 将来の目標を設定し、そこから逆算してやるべきことをこなしていいけるなら、それは時間の使い方としては理想的だ。
 しかし、自分にどの程度のことができるのか、どの程度のことをこなせるのか、自分の実力はどのくらいなのか、自分がどこまで成長できるのか、すべてはまだ未知数なのだ。
 なぜなら、まだ何もやってないに等しいから。
 だから、とりあえず目の前のことに一生懸命取り組んでいこう。理屈は後回し。
 そこからスタートし、ひたすら毎日やりすぎるくらいやっていたら、スタート時点には想像もできなかったようなゴールが見えるようになった先輩はたくさんいる。
 何か与えられたときに、瞬間的に「ムリムリ」と言う人は、いつまでもその時点の小さな自分でとどまっている。
 「うそ!」と言いながらも「どうすればいいんだろう」とやることを前提にできる人は、いつしか新しいステージに達することができる。
 アメリカで、イチローの次に有名な日本人と呼ばれる吉田社長はこう言う。


 ~ 夢は小さければ小さいほどいいと思っている。
 現実離れしたとてつもなく大きな夢なんて、それをかなえるためにどこからはじめればいいのかわからない。
 成功という地図の描き方も一緒だ。きれいごとを並べた、企業の5カ年計画などを目にすると「神様じゃあるまいし、そんな先のことわかるわけないやろ」と、うんざりしてしまう。
 1年先のことだって考えたくないくらいなのに。
 計画性がないと言われてしまえばそれまでだが、僕はずっと「今日やるべきこと」だけを考えて生きてきた。とにかく1本でも多くソースを売ることが毎日の目標で、ビジネスをはじめてからの人生はその積み重ねだった。
 そうやって生きていると「ほどほどの日」というのは自然となくなっていく。毎日全力で取り組んで、満足感を得なければ気がすまなかった。
 だから昔は、土日に仕事を休む人が不思議でならなかった。世の中にはいつも通り動いているのだから、仕事だって休まずにやらなければもったいないと思っていたのだ。それくらい1日ごとにたしかな手ごたえがほしかったし、ワクワクしていたかった。
(吉田潤喜『無一文から億万長者となりアメリカンドリームをかなえたヨシダソース創業者ビジ ネス7つの法則』ディスカヴァートゥエンティワン) ~


 目の前のことにひたすら熱中し、「今日も一日がんばれた」と満足できる日を重ねていくのだ。

 ~ 満足の連続こそが、新しいステージへと導いてくれる。それを僕は成功と呼びたい。~

 

コメント (2)
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