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水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

コンビーフ

2012年06月12日 | 日々のあれこれ

 『きのう何食べた 6』(最新刊)を読んだ。
 ちなみに、よしながふみ作『きのう何食べた』は、都内2LDKに住む、弁護士の筧史朗(シローさん)と美容師の矢吹賢二(ケンジ)の生活を描いたマンガだ。
 基本はシローさんが料理を担当する。
 日々のごはんのレシピが細かく描かれ、ケンジが実においしそうに食べる。二人はゲイのカップルだ。
 「でも、こういう本レジに出した時、あれかな。このおじさんも、そっち系の人? とか思われたりするかな」と口にすると、「お父さん、けっこうグレーゾーンだから、いいんじゃない」と娘が言う。
 「えっ?  何を言う。俺がそっち系入ってるなんて … 、もう、やめてよ」
 その後マンガを手にして「あっ、これおいしそう」と言う。
 「どれ」「コンビーフのやいたやつ」「ほお、なるほど」
 寝る前にタマネギを薄く切って塩をふり、しなっとしたところで一旦水洗いしてかるくしぼって、コンビーフ缶をあけて、胡椒とマヨネーズとともにあえておいた。
 朝、それを食パンにのせてトーストする。
 「おいしい!」。よろこんでもらえた。
 さらに翌日は、残っていたコンビーフを入れた玉子焼きと、カレー用の豚肉を揚げて、オタフクの甘酢あんのたれであえたものがお弁当のおかず。
 自分のお弁当しか作らない日は、おかずは二品で十分。二品とも実にうまい。
 ささいな幸せが心からありがたい。

コメント
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