Chateau Lafite Rothschild 1982
(+)実家のワインセラーシリーズからです。
ポイヤック第1級
赤/フルボディ(重口)
カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、プティ・ヴェルド3%、カベルネ・フラン2%
いまだに並外れて内向的で、若々しさを持った、スケールの大きい(標準的ラフィットから見るとかなり大柄な)ワインである。1953年、1959年以降につくられた最も偉大なラフィットとなるはずだ。ハーブ、ブラックカラント、ヴァニラ、鉛筆、西洋杉の混じり合った、ずば抜けて強い、気のそそられるブーケをいまだに保っている。かなりのタンニンを含み、ラフィットとしては驚くほど特異な力強さを現している。このワインのトレードマークとも言うべき優雅さは、このヴィンテージの力強くてとろりとした舌触り、濃密でジューシーな味わいをもってしても損なわれてはいない。豊かでコクがあり、それでいて若々しさと頑固さも残すこのワインは、すばらしいラフィット=ロートシルトとなるに違いない。 ※講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』より転載。
パーカーポイント:100点
(インポートリカーショップ より)
評点:100
いまだに並外れて若々しい、このスケールの大きな(ラフィットの基準では重々しい)ワインは、1959年以降で最も偉大なラフィットとなるだろう。
いまだに感じられる格別に強烈な、人を動かさずにはおかないブーケはハーブ、ブラックカラント、ヴァニラ、鉛筆、そして西洋杉を思わせる。相当なタンニンが感じられ、ラフィットにしては驚くほどの、異例な力強さと凝縮感もある。
顕著な特徴とも言えるこのワインの優美さが危機に瀕することがなかったのは、このヴィンテージがパワフルでとろりとした舌触りの、厚みのある、ジューシーなワインを生産する傾向があったためだ。リッチで、フルで、いまだに若々しく、すばらしいラフィット・ロートシルトになっており、1959年の現代版である。
予想される飲み頃:現在~2040年
『最新版 世界の極上ワイン』
(KATSUDA より)
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