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Urziger Wurzgarten Riesling Supatelese Benedict Loosen Erben Weingut MSR 1975

2015-11-29 00:00:00 | ドイツ
Urziger Wurzgarten Riesling Supatelese Benedict Loosen Erben Weingut MSR 1975
Urziger Wurzgarten Riesling Supatelese Benedict Loosen Erben Weingut MSR 1975
★ベネディクト ローゼン エルベン家
〇ユルツィーガー ヴェルツガルテン シュペトレーゼ 1975

 独・モーゼル地方です。昔から、このユルツィーガー村のヴェルツガルテン畑はとても好きでした。キューン!と鋭いボディの細さの中に、綺麗な酸味とミネラルが引き締まって存在していて、余韻がとてつもなく長いのです。ブルゴーニュの赤ワインに例えれば、シャンボール・ミュジニー村の「アムルーズ畑」に最も味わいの「形」が近いのではないでしょうか。そして、1975年らしい、ミネラルの鋭さと、この畑の特徴が合致して、とても完成度の高い味わに仕上がっています。

(6月13日に味見しました!。やはり、素晴らしいです・・・。このキューンという溶けたリースリングの芳しい芳香は、熟成したリースリングならではのもので、この「開いた」ブーケは、なかなか忘れることができません。やはり、熟成したリースリングは、これからも買い続け、味わっていきたいと改めて思いました)

(これは、デザートの「タルト・シトロン」に良く合います。タルトのツルンという丸い酸味とリースリングの溶けそうなほどの酸味の綺麗さ、甘さの溶け込んだ余韻と融合します)
エレヴァージュ 今日のグラスワインより)





ワイン会にて
抜栓日:2015年11月18日
シェフ&ソムリエのタニック40グラス(だったかな?)で頂きました。もう、ほぼ麦藁~黄金色といっていい感じの色合い。結構な粘性を感じ、また輝きがあります。香りはマンゴーやパイナップルを感じます。その合間に機械油的な、上品なペトロール香を最初感じましたが、時間経過でその要素が消えてしまいました。透明感のある香り。酸は40年経過しているとは思えないようなしっかりとした酸で、アウスレーゼの甘味はありますが、それがとてもよく映えてきます。酸はやっぱり大事なんですね~。勉強になりました。


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