Cote Rotie La Landonne Domaine Rene Rostaing 1996
コート・ロティ“ラ・ランドンヌ”[1996]年・ドメーヌ・ルネ・ロスタン元詰・AOCコート・ロティ
Cote-Rotie “La Landonne” [1996] Domaine Rene Rostaing
フランス高級ローヌ フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!シラー種100%ファン大注目!しかも希少なローヌの銘醸飲み頃ワイン!しかも大人気造り手による大人気畑!しかも飲み頃!16年熟成バックヴィンテージ!ロバート・パーカー氏に「私にとって最も気分を高揚させる瞬間は、マルゴーやペトリュスではなく、熟成した最良のコート・ロティかエルミタージュのグラスを前にする時である」と絶賛させた、ずばりコート・ロティ!ワイン評論家のヒュー・ジョンソン氏も、コート・ロティについて「ローヌ河流域で最も上質でブルゴーニュ的な赤。年とともに(5~10年)(もしくはそれ以上たって)芳醇さ、やわらかさ、繊細さが加わり、様々な要素がうまく組み合わさったものとなる。」★★★~★★★★と最高評価!しかもおすすめ生産者の一人にこの造り手、ルネ・ロスタンを挙げています。造り手はワイン愛好家に「特定のコート・ロティはギガルを超すワインを造り出す」と言われるルネ・ロスタン!しかもコート・ブロンド(金髪)とブルーネット(フランス語でブリュヌ)(茶髪)と名付けられた2つのリュー・ディーから、特に粘度と鉄分が多く、豊満でやや厳しいところがあり、長命タイプと言われるコート・ブリュヌ。その中でも特に人気の銘醸畑“ラ・ランドンヌ”!ロバート・パーカーのワインアドヴォケイト誌で、この1996年のコート・ロティ・ランドンヌが88点の高評価(WA#121)!ワインスペクテーター誌では89点獲得!スティーブン・タンザーのインターナショナルワインセラーでも89点+の高評価を獲得!ニール・ベケットの「死ぬ前に飲むべき1001ワイン」にも、このルネ・ロスタンのラ・ランドンヌが登場!「彼の最も古いブドウ樹は、コート・ブロンドにあり、樹齢100年に達するものもある。ロスタンは、ラ・ランドンヌではヴィオニエを使っていない。それは100%シラーである」と絶賛!ペッパーやコリアンダー、スモークハーブにカシスやバイオレットや土、なめし革、タバコのアロマ!の究極辛口赤ワインが、限定で極少量入荷!
コート ロティ“ラ ランドンヌ”[1996]年 ドメーヌ ルネ ロスタン元詰 AOCコート ロティ
コート・ロティのトップドメーヌ!
ドメーヌ・ルネ・ロスタンによる、
このアペラシオン最上の区画である
“ランドンヌ”の飲み頃!
16年熟成バックヴィンテージ!!
驚くほど繊細で極めてピュアな美しいシラーと言えば、コート・ロティのこと。そしてこのアペラシオンのトップドメーヌとして知られるのがクラシックな味わいを特徴とするルネ・ロスタンです。
初ヴィンテージは1971年。フランス革命以前からアンピュイ村でワインを造ってきた親族と夫人の祖母の畑をまとめる形でドメーヌを設立し、定年を迎えた親族の畑を次々に相続することでドメーヌを拡大してきました。
特に叔父のマリウス・ジャンタズからテュルク等古木を持つ畑を相続したことは大きく、現在所有する複数の区画から「コート・ブロンド」「ヴィエレール」「ランドンヌ」の3種類のコート・ロティとスタンダードなコート・ロティなどのキュヴェを造っています。
ロスタン氏のワイン造りは伝統的な製法と革新的な製法を見事に融合させたもの。発酵は葡萄のエキス分を抽出するのに最適なヴィニマティック(シリンダーを横置きにした形で、それが回転することで果帽と果汁の攪拌ができる発酵タンク)を使っていますが、温度調整は自然のあるがままに任せているため、冷却装置などは一切使っていません
樽熟成では、伝統的な570リットルの中樽を使いながら、合わせて228リットルの小樽も使用しています。 こうして造られるコート・ロティはモダン&クラシックの極み。シラーの特徴であるしっかりした色調とスミレや黒胡椒の香りなどを最大限に引き出しながらも、雑味などは一切感じれらず、とてもクリアな果実味でエレガントな味わい。
まさに全てにおいて完璧ともいえる出来栄えには他を一切よせつけないような神々しい雰囲気が漂っています。
そんなロスタン氏が造り出すコート・ロティの中でも特に注目なのがワインアドヴォケイト誌などでパーカーから高評価(ときには100点)を連発するコート・ロティ最上の区画であるコート・ブロンドとランドンヌ。このふたつの畑から生まれるワインは驚くほどスタイルが異なり、コート・ロティのテロワールの複雑性を教えてくれます。
コート・ロティ“ラ・ランドンヌ”1996年
ロスタンのランドンヌ生産量はわずかに8,000~9,000本!天候に恵まれなかった年は単一畑のコート・ロティを造らないため、とにかく稀少性が高く、ワインラヴァー垂涎のアイテムとなっています。
コート・ロティは石灰質のコート・ブロンドと酸化鉄の混じったコート・ブリュンヌに畑が大別されますが、コート・ブリュンヌにあるこちらのランドンヌは、非常に力強いワインを生み出すことで有名です。
しかしながら、ロスタンの造るランドンヌは良い意味でシラーなのにピノ・ノワールに通じる上品さ、エレガントな味わい。
口に含んだ瞬間にミネラルを感じます。焼けた土、ブラックオリーブ、黒スグリ、黒鉛、リコリスのアロマ。
口中いっぱいにたっぷりと重量感のある果実味が広がるのに、どこかドライで重たすぎず独特のバランス。キメ細かいながら酸がハッキリ存在しており、果実味、酸、タンニンが強めのしっかりとした骨格のワインです。
バランスが取れているためかシラーのアルコール感は強く感じません。これがコート・ロティのフィネスなのですね!10年以上は軽く超える驚くべき熟成能力があります。
▼ ワインアドヴォケイト誌で88点!WS誌で89点!IWCで89点+獲得!!
1996 Cote Rotie La Landonee
88 points Drink:now-2015
Wine advocate #121
The 1996 Cote Rotie La Landonne may merit an outstanding score if the tannin melts away without a proportional loss of fruit. The wine was backward and closed when I tasted it in late fall, 1998. The wine's dark ruby color with porple nuances is followed by reticent aromas of smoke, reasted meat, earthy iron, and herb notes. It is sweet on the attack, with excellent length, medium to full body, and a boat-load of tannin. While the tannin gives the wine good grip, it also is cause for concern about the wine's equilibrium. My instincts suggest it will be fine, but it requires 3-4 years of cellaring.
▼ ロバート・パーカー氏はコート・ロティについて
強烈な香りの華やかなワインで、思わず引き込まれそうなブーケと、カシス、ブラックベリー、煙、ベーコンの脂、スミレ、オリーヴ、焼いた肉の風味がある。健全にオークの新樽を用いたワインは、ヴァニリン、トースト、焼いたパンのニュアンスが加わる。
エレガントでしかも絶対といっていいほど力強く、しばしば噛みごたえと深みがある。普通はミディアムからフルボディで、その力強さや熟し具合にしては驚くほど良好な酸度である。タンニンのレベルは通常ほどほど。
これは、肉付きがよくて、豊かで、香りが華やかな、薫香を持った、気絶するようなフルボディのワインで、しばしば焼いたベーコンのにおいと絡み合ったカシスの果実味が感じられる。
フランスの最も偉大なワインのひとつであり、うまく貯蔵すれば25年は長らえる。
(うきうきワインの玉手箱より)
RENE ROSTAING(ルネ・ロスタン)
驚くほど繊細で極めてピュアな美しいシラーと言えば、コート・ロティのこと。そしてこのアペラシオンのトップドメーヌとして知られるのがクラシックな味わいを特徴とするルネ・ロスタンです。
初ヴィンテージは1971年。フランス革命以前からアンピュイ村でワインを造ってきた親族と夫人の祖母の畑をまとめる形でドメーヌを設立し、定年を迎えた親族の畑を次々に相続することでドメーヌを拡大してきました。
特に叔父のマリウス・ジャンタズからテュルク等古木を持つ畑を相続したことは大きく、現在所有する複数の区画から「コート・ブロンド」「ヴィエレール」「ランドンヌ」の3種類のコート・ロティとスタンダードなコート・ロティなどのキュヴェを造っています。
ロスタン氏のワイン造りは伝統的な製法と革新的な製法を見事に融合させたもの。
発酵は葡萄のエキス分を抽出するのに最適なヴィニマティック(シリンダーを横置きにした形で、それが回転することで果帽と果汁の攪拌ができる発酵タンク)を使っていますが、温度調整は自然のあるがままに任せているため、冷却装置などは一切使っていません。
樽熟成では、伝統的な570リットルの中樽を使いながら、合わせて228リットルの小樽も使用しています。
こうして造られるコート・ロティはモダン&クラシックの極み。シラーの特徴であるしっかりした色調とスミレや黒胡椒の香りなどを最大限に引き出しながらも、雑味などは一切感じれらず、とてもクリアな果実味でエレガントな味わい。まさに全てにおいて完璧ともいえる出来栄えには他を一切よせつけないような神々しい雰囲気が漂っています。
そんなロスタン氏が造り出すコート・ロティの中でも特に注目なのがワインアドヴォケイト誌などでパーカーから高評価(ときには100点)を連発するコート・ロティ最上の区画であるコート・ブロンドとランドンヌ。このふたつの畑から生まれるワインは驚くほどスタイルが異なり、コート・ロティのテロワールの複雑性を教えてくれます。
(エノテカ・オンラインより)
【素晴らしく旨い!12年目のコート=ロティ!!】
ラ・ランドンヌについては、今回は飲んでいないので、下記の1996年もののコラムの文章をご参考にしてください。12本購入して1本飲んでしまうと、全部販売出来ても利益が出て来ないので・・ワイン屋はなかなか厳しいところです。
で、待望のコート・ブロンドの古酒?ですが・・・飲んでしまいました!実に旨いです!芯もしっかりしていて、まだまだこれからの部分を持ちつつも、ほぼ完成した形をみせてくれていると思われます。
誤解を怖れずに言ってしまえば、コート・ブロンドは左岸のラフィットで有り、ラ・ランドンヌは右岸のラフルールなのでしょう。・・いや、及ぶとか及ばないとの話では無く、特徴を端的に言った場合の比較の話ですね。おのおのの良い年と今ひとつの年を比較すると逆転も有りうるでしょう。
コート・ブロンドは、ラ・ランドンヌのような赤や黒のニュアンスは少なく、鉄っぽさは無いです。砂質の土壌が「さらっと」したニュアンスをもたらすのでしょうか。しかし、要素の複雑性は半端無く・・・実にエレガントに香ってきます。ラ・ランドンヌの妖艶さとは対照的でさえ有ります。そして、ノーズに再帰してくる香りや旨みの精緻さと言ったら・・今でも生唾ごっくん的な衝動が有ります。もっとも、昨今のビオ風な、超生風味は有りません。
そして、今でも既に完全なバランスのようにも思えますが、未開発の部分も存在していますので、これから10年はしっかり持つでしょう!今はまだ、ボルドーと比較できる感じで有り、おそらくさらに5~10年経過すると・・・ブルゴーニュの素晴らしいクリュのワインと比較するのが適当になるに違い有りません。
ラ・ランドンヌの1996年をもしもう飲まれていたら、上記のnoisy の言っている意味が判りやすいと思います。強烈さの有る情熱的なラ・ランドンヌと、涼しい顔をしつつも完成された端正さを見せ付けるコート・ブロンドです。どちらも最高に美味しいんじゃないかな?と思います。是非ともご検討ください!
以下は1996年コート=ロティ・ラ・ランドンヌのご紹介文より転載です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【わお~!16年目のコート=ロティ!!】
さて、16年目のコート=ロティ・ラ・ランドンヌです。コート=ロティ一筋の重鎮、ルネ・ロスタンの二枚看板の片割れです。もうひとつ、「コート・ブロ ンド」と云うワインも有り、こちらはブロンドの名の通り、石灰・砂の多い土壌。ラ・ランドンヌは鉄分の多い粘土質です。色合いもとてもセクシーな赤!そし てブルゴーニュのような粘土です。エレガントさと、粘土質、鉄による官能さ、パワフルさを感じさせてくれます。
パワフルさ・・と言ってもローヌ南部のシャトーヌッフ、グルナッシュのようなグラマラスな、巨大な球体を思わせるものでは無いです。それに、シラー 100%とは言っても、ポテンシャルの劣る地区のシラーのような、やたらと尖がっていたり、一部分が突出していたりするものでは無いです。エネルギーその もののパワフル感なんですね。
黒味と赤みの両立です。紫はほぼ感じません。深い黒果実の果皮、赤く熟した濃厚な果実の果皮、スパイスの植生群を思わせる素晴らしいアロマ、乾燥した 肉、果実、高級な葉巻のニュアンス(高級感溢れるブラック・オリーブをしっかり感じます)。抜栓直後はややいびつな六角形のパレットですが、徐々に膨らみ を増し、美しい球体を描いて行きます。まだ若さを感じます。中盤の膨らみも素晴らしい!余韻はたっぷり有りますが、初盤、中盤に比べるとボリューム感はこ れから出てくる感じです。その部分が完成するのには、あと・・・4~5年でしょうかね。
そう・・・1996年ものなんですが、まだ若いんですよ!勿論、上記のように、飲み始めても充分に旨いです。2~3時間経過すると、まるでルロワのコル トンのようなエネルギッシュさを感じますし、翌日になると、ブルゴーニュだったけか?と思うほど、丸みも出てきます。いや~、素晴らしいですね。
実は、noisy もコート=ロティは大好物なんです。でも、買うのに高いし、すぐ飲んでもそれなりの味わいしかしない・・・特にこのルネ・ロスタンのような良いコート=ロ ティは熟すのに時間が掛かるので、悩ましいんです!もしかすると、ルネ・ロスタンのもうひとつの看板ワイン、コート・ブロンドも購入していたかもしれない ので、いずれご紹介出来るかもしれません。たしかそれも1996年だったか・・もしそうなら、ギガルのように、ブリュヌ・エ・ブロンドを造れちゃいます ね!・・まあ、一緒に開けないと駄目ですが!(因みにこのラ・ランドンヌはブリュヌにある区画です。)
飲むほどに、時間を置くほどにエロティックになって行きます。ポテンシャル的にはブルゴーニュのグラン・クリュを凌ぐものが感じられます。2~3日テー ブルの上に置いておいても全くへこたれません。(温かくなってくると変るでしょうけど)価格的にも、どう考えても安いですよね?この素晴らしいラ・ランド ンヌ・・・是非、ブルゴーニュファンに飲んでいただきたいです!1996年も遠くなりにけり!超お奨めです!ご検討ください。ご清聴有難うございました。
(Noisy's Wine Selectionより)
La Landonne
From a powerful soil, made up of schistose sands marked by iron oxide, this cuvée is characterised by flavours of wild berries and liquorice over deep, forceful tannins - combining the freshness and structure that are so typical of Côte Rôtie.
100 % Syrah
(Domaine Rostaing HPより)
うきうきワインの玉手箱より購入。7480円。
抜栓日:2012年11月10日
コルク:ワイン名と生産者の名前が入っています。液漏れなし。抜栓すると、ワイン側を上にしてちゃんと読めるように刻印されていました。
グラス:リーデルのボルドータイプを使用
色:ガーネット。色合いは濃い部類に入りますが、エッジがやや薄くなっています。
脚:中等度の粘調度。
澱が結構見えたのでデカンタしました。
香り:そんなに強い香りではありません。ファーストインプレッションは、トロピカルフルーツ。娘さんは開口一番「バナナの匂いしない?」と言っていました。時間とともにややお香のようなオリエンタルなニュアンスが加わってきます。徐々にナツメッグ、木の皮の香りがしてきました。さらに温度が上がると、仁丹の香りを感じます。
タンニン:タンニンはさほど強くありませんが、それでも歯茎で感じようとすると、しっかりとしたアクセントになっています。
味:最初、結構強い酸を感じ、その後八角、グローブのような香味系の味わいを感じます。しかし、全体的に濃厚さに欠けるというか、複雑味を欠いた軽めの味わいです。1時間くらいして温度が少し上がってくると、酸も感じますが、先程の香草のようなニュアンスが前面に現れてきます。アフタはほのかに鼻の奥をかけていきますが、長い余韻というわけではありません。大人しめにまとまっているって感じです。さらに、やや鉄分を感じる様になってきます。ジンギスカンと一緒に飲んでみましたが、結構あいますね。
コート・ロティ“ラ・ランドンヌ”[1996]年・ドメーヌ・ルネ・ロスタン元詰・AOCコート・ロティ
Cote-Rotie “La Landonne” [1996] Domaine Rene Rostaing
フランス高級ローヌ フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!シラー種100%ファン大注目!しかも希少なローヌの銘醸飲み頃ワイン!しかも大人気造り手による大人気畑!しかも飲み頃!16年熟成バックヴィンテージ!ロバート・パーカー氏に「私にとって最も気分を高揚させる瞬間は、マルゴーやペトリュスではなく、熟成した最良のコート・ロティかエルミタージュのグラスを前にする時である」と絶賛させた、ずばりコート・ロティ!ワイン評論家のヒュー・ジョンソン氏も、コート・ロティについて「ローヌ河流域で最も上質でブルゴーニュ的な赤。年とともに(5~10年)(もしくはそれ以上たって)芳醇さ、やわらかさ、繊細さが加わり、様々な要素がうまく組み合わさったものとなる。」★★★~★★★★と最高評価!しかもおすすめ生産者の一人にこの造り手、ルネ・ロスタンを挙げています。造り手はワイン愛好家に「特定のコート・ロティはギガルを超すワインを造り出す」と言われるルネ・ロスタン!しかもコート・ブロンド(金髪)とブルーネット(フランス語でブリュヌ)(茶髪)と名付けられた2つのリュー・ディーから、特に粘度と鉄分が多く、豊満でやや厳しいところがあり、長命タイプと言われるコート・ブリュヌ。その中でも特に人気の銘醸畑“ラ・ランドンヌ”!ロバート・パーカーのワインアドヴォケイト誌で、この1996年のコート・ロティ・ランドンヌが88点の高評価(WA#121)!ワインスペクテーター誌では89点獲得!スティーブン・タンザーのインターナショナルワインセラーでも89点+の高評価を獲得!ニール・ベケットの「死ぬ前に飲むべき1001ワイン」にも、このルネ・ロスタンのラ・ランドンヌが登場!「彼の最も古いブドウ樹は、コート・ブロンドにあり、樹齢100年に達するものもある。ロスタンは、ラ・ランドンヌではヴィオニエを使っていない。それは100%シラーである」と絶賛!ペッパーやコリアンダー、スモークハーブにカシスやバイオレットや土、なめし革、タバコのアロマ!の究極辛口赤ワインが、限定で極少量入荷!
コート ロティ“ラ ランドンヌ”[1996]年 ドメーヌ ルネ ロスタン元詰 AOCコート ロティ
コート・ロティのトップドメーヌ!
ドメーヌ・ルネ・ロスタンによる、
このアペラシオン最上の区画である
“ランドンヌ”の飲み頃!
16年熟成バックヴィンテージ!!
驚くほど繊細で極めてピュアな美しいシラーと言えば、コート・ロティのこと。そしてこのアペラシオンのトップドメーヌとして知られるのがクラシックな味わいを特徴とするルネ・ロスタンです。
初ヴィンテージは1971年。フランス革命以前からアンピュイ村でワインを造ってきた親族と夫人の祖母の畑をまとめる形でドメーヌを設立し、定年を迎えた親族の畑を次々に相続することでドメーヌを拡大してきました。
特に叔父のマリウス・ジャンタズからテュルク等古木を持つ畑を相続したことは大きく、現在所有する複数の区画から「コート・ブロンド」「ヴィエレール」「ランドンヌ」の3種類のコート・ロティとスタンダードなコート・ロティなどのキュヴェを造っています。
ロスタン氏のワイン造りは伝統的な製法と革新的な製法を見事に融合させたもの。発酵は葡萄のエキス分を抽出するのに最適なヴィニマティック(シリンダーを横置きにした形で、それが回転することで果帽と果汁の攪拌ができる発酵タンク)を使っていますが、温度調整は自然のあるがままに任せているため、冷却装置などは一切使っていません
樽熟成では、伝統的な570リットルの中樽を使いながら、合わせて228リットルの小樽も使用しています。 こうして造られるコート・ロティはモダン&クラシックの極み。シラーの特徴であるしっかりした色調とスミレや黒胡椒の香りなどを最大限に引き出しながらも、雑味などは一切感じれらず、とてもクリアな果実味でエレガントな味わい。
まさに全てにおいて完璧ともいえる出来栄えには他を一切よせつけないような神々しい雰囲気が漂っています。
そんなロスタン氏が造り出すコート・ロティの中でも特に注目なのがワインアドヴォケイト誌などでパーカーから高評価(ときには100点)を連発するコート・ロティ最上の区画であるコート・ブロンドとランドンヌ。このふたつの畑から生まれるワインは驚くほどスタイルが異なり、コート・ロティのテロワールの複雑性を教えてくれます。
コート・ロティ“ラ・ランドンヌ”1996年
ロスタンのランドンヌ生産量はわずかに8,000~9,000本!天候に恵まれなかった年は単一畑のコート・ロティを造らないため、とにかく稀少性が高く、ワインラヴァー垂涎のアイテムとなっています。
コート・ロティは石灰質のコート・ブロンドと酸化鉄の混じったコート・ブリュンヌに畑が大別されますが、コート・ブリュンヌにあるこちらのランドンヌは、非常に力強いワインを生み出すことで有名です。
しかしながら、ロスタンの造るランドンヌは良い意味でシラーなのにピノ・ノワールに通じる上品さ、エレガントな味わい。
口に含んだ瞬間にミネラルを感じます。焼けた土、ブラックオリーブ、黒スグリ、黒鉛、リコリスのアロマ。
口中いっぱいにたっぷりと重量感のある果実味が広がるのに、どこかドライで重たすぎず独特のバランス。キメ細かいながら酸がハッキリ存在しており、果実味、酸、タンニンが強めのしっかりとした骨格のワインです。
バランスが取れているためかシラーのアルコール感は強く感じません。これがコート・ロティのフィネスなのですね!10年以上は軽く超える驚くべき熟成能力があります。
▼ ワインアドヴォケイト誌で88点!WS誌で89点!IWCで89点+獲得!!
1996 Cote Rotie La Landonee
88 points Drink:now-2015
Wine advocate #121
The 1996 Cote Rotie La Landonne may merit an outstanding score if the tannin melts away without a proportional loss of fruit. The wine was backward and closed when I tasted it in late fall, 1998. The wine's dark ruby color with porple nuances is followed by reticent aromas of smoke, reasted meat, earthy iron, and herb notes. It is sweet on the attack, with excellent length, medium to full body, and a boat-load of tannin. While the tannin gives the wine good grip, it also is cause for concern about the wine's equilibrium. My instincts suggest it will be fine, but it requires 3-4 years of cellaring.
▼ ロバート・パーカー氏はコート・ロティについて
強烈な香りの華やかなワインで、思わず引き込まれそうなブーケと、カシス、ブラックベリー、煙、ベーコンの脂、スミレ、オリーヴ、焼いた肉の風味がある。健全にオークの新樽を用いたワインは、ヴァニリン、トースト、焼いたパンのニュアンスが加わる。
エレガントでしかも絶対といっていいほど力強く、しばしば噛みごたえと深みがある。普通はミディアムからフルボディで、その力強さや熟し具合にしては驚くほど良好な酸度である。タンニンのレベルは通常ほどほど。
これは、肉付きがよくて、豊かで、香りが華やかな、薫香を持った、気絶するようなフルボディのワインで、しばしば焼いたベーコンのにおいと絡み合ったカシスの果実味が感じられる。
フランスの最も偉大なワインのひとつであり、うまく貯蔵すれば25年は長らえる。
(うきうきワインの玉手箱より)
RENE ROSTAING(ルネ・ロスタン)
驚くほど繊細で極めてピュアな美しいシラーと言えば、コート・ロティのこと。そしてこのアペラシオンのトップドメーヌとして知られるのがクラシックな味わいを特徴とするルネ・ロスタンです。
初ヴィンテージは1971年。フランス革命以前からアンピュイ村でワインを造ってきた親族と夫人の祖母の畑をまとめる形でドメーヌを設立し、定年を迎えた親族の畑を次々に相続することでドメーヌを拡大してきました。
特に叔父のマリウス・ジャンタズからテュルク等古木を持つ畑を相続したことは大きく、現在所有する複数の区画から「コート・ブロンド」「ヴィエレール」「ランドンヌ」の3種類のコート・ロティとスタンダードなコート・ロティなどのキュヴェを造っています。
ロスタン氏のワイン造りは伝統的な製法と革新的な製法を見事に融合させたもの。
発酵は葡萄のエキス分を抽出するのに最適なヴィニマティック(シリンダーを横置きにした形で、それが回転することで果帽と果汁の攪拌ができる発酵タンク)を使っていますが、温度調整は自然のあるがままに任せているため、冷却装置などは一切使っていません。
樽熟成では、伝統的な570リットルの中樽を使いながら、合わせて228リットルの小樽も使用しています。
こうして造られるコート・ロティはモダン&クラシックの極み。シラーの特徴であるしっかりした色調とスミレや黒胡椒の香りなどを最大限に引き出しながらも、雑味などは一切感じれらず、とてもクリアな果実味でエレガントな味わい。まさに全てにおいて完璧ともいえる出来栄えには他を一切よせつけないような神々しい雰囲気が漂っています。
そんなロスタン氏が造り出すコート・ロティの中でも特に注目なのがワインアドヴォケイト誌などでパーカーから高評価(ときには100点)を連発するコート・ロティ最上の区画であるコート・ブロンドとランドンヌ。このふたつの畑から生まれるワインは驚くほどスタイルが異なり、コート・ロティのテロワールの複雑性を教えてくれます。
(エノテカ・オンラインより)
【素晴らしく旨い!12年目のコート=ロティ!!】
ラ・ランドンヌについては、今回は飲んでいないので、下記の1996年もののコラムの文章をご参考にしてください。12本購入して1本飲んでしまうと、全部販売出来ても利益が出て来ないので・・ワイン屋はなかなか厳しいところです。
で、待望のコート・ブロンドの古酒?ですが・・・飲んでしまいました!実に旨いです!芯もしっかりしていて、まだまだこれからの部分を持ちつつも、ほぼ完成した形をみせてくれていると思われます。
誤解を怖れずに言ってしまえば、コート・ブロンドは左岸のラフィットで有り、ラ・ランドンヌは右岸のラフルールなのでしょう。・・いや、及ぶとか及ばないとの話では無く、特徴を端的に言った場合の比較の話ですね。おのおのの良い年と今ひとつの年を比較すると逆転も有りうるでしょう。
コート・ブロンドは、ラ・ランドンヌのような赤や黒のニュアンスは少なく、鉄っぽさは無いです。砂質の土壌が「さらっと」したニュアンスをもたらすのでしょうか。しかし、要素の複雑性は半端無く・・・実にエレガントに香ってきます。ラ・ランドンヌの妖艶さとは対照的でさえ有ります。そして、ノーズに再帰してくる香りや旨みの精緻さと言ったら・・今でも生唾ごっくん的な衝動が有ります。もっとも、昨今のビオ風な、超生風味は有りません。
そして、今でも既に完全なバランスのようにも思えますが、未開発の部分も存在していますので、これから10年はしっかり持つでしょう!今はまだ、ボルドーと比較できる感じで有り、おそらくさらに5~10年経過すると・・・ブルゴーニュの素晴らしいクリュのワインと比較するのが適当になるに違い有りません。
ラ・ランドンヌの1996年をもしもう飲まれていたら、上記のnoisy の言っている意味が判りやすいと思います。強烈さの有る情熱的なラ・ランドンヌと、涼しい顔をしつつも完成された端正さを見せ付けるコート・ブロンドです。どちらも最高に美味しいんじゃないかな?と思います。是非ともご検討ください!
以下は1996年コート=ロティ・ラ・ランドンヌのご紹介文より転載です。
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【わお~!16年目のコート=ロティ!!】
さて、16年目のコート=ロティ・ラ・ランドンヌです。コート=ロティ一筋の重鎮、ルネ・ロスタンの二枚看板の片割れです。もうひとつ、「コート・ブロ ンド」と云うワインも有り、こちらはブロンドの名の通り、石灰・砂の多い土壌。ラ・ランドンヌは鉄分の多い粘土質です。色合いもとてもセクシーな赤!そし てブルゴーニュのような粘土です。エレガントさと、粘土質、鉄による官能さ、パワフルさを感じさせてくれます。
パワフルさ・・と言ってもローヌ南部のシャトーヌッフ、グルナッシュのようなグラマラスな、巨大な球体を思わせるものでは無いです。それに、シラー 100%とは言っても、ポテンシャルの劣る地区のシラーのような、やたらと尖がっていたり、一部分が突出していたりするものでは無いです。エネルギーその もののパワフル感なんですね。
黒味と赤みの両立です。紫はほぼ感じません。深い黒果実の果皮、赤く熟した濃厚な果実の果皮、スパイスの植生群を思わせる素晴らしいアロマ、乾燥した 肉、果実、高級な葉巻のニュアンス(高級感溢れるブラック・オリーブをしっかり感じます)。抜栓直後はややいびつな六角形のパレットですが、徐々に膨らみ を増し、美しい球体を描いて行きます。まだ若さを感じます。中盤の膨らみも素晴らしい!余韻はたっぷり有りますが、初盤、中盤に比べるとボリューム感はこ れから出てくる感じです。その部分が完成するのには、あと・・・4~5年でしょうかね。
そう・・・1996年ものなんですが、まだ若いんですよ!勿論、上記のように、飲み始めても充分に旨いです。2~3時間経過すると、まるでルロワのコル トンのようなエネルギッシュさを感じますし、翌日になると、ブルゴーニュだったけか?と思うほど、丸みも出てきます。いや~、素晴らしいですね。
実は、noisy もコート=ロティは大好物なんです。でも、買うのに高いし、すぐ飲んでもそれなりの味わいしかしない・・・特にこのルネ・ロスタンのような良いコート=ロ ティは熟すのに時間が掛かるので、悩ましいんです!もしかすると、ルネ・ロスタンのもうひとつの看板ワイン、コート・ブロンドも購入していたかもしれない ので、いずれご紹介出来るかもしれません。たしかそれも1996年だったか・・もしそうなら、ギガルのように、ブリュヌ・エ・ブロンドを造れちゃいます ね!・・まあ、一緒に開けないと駄目ですが!(因みにこのラ・ランドンヌはブリュヌにある区画です。)
飲むほどに、時間を置くほどにエロティックになって行きます。ポテンシャル的にはブルゴーニュのグラン・クリュを凌ぐものが感じられます。2~3日テー ブルの上に置いておいても全くへこたれません。(温かくなってくると変るでしょうけど)価格的にも、どう考えても安いですよね?この素晴らしいラ・ランド ンヌ・・・是非、ブルゴーニュファンに飲んでいただきたいです!1996年も遠くなりにけり!超お奨めです!ご検討ください。ご清聴有難うございました。
(Noisy's Wine Selectionより)
La Landonne
From a powerful soil, made up of schistose sands marked by iron oxide, this cuvée is characterised by flavours of wild berries and liquorice over deep, forceful tannins - combining the freshness and structure that are so typical of Côte Rôtie.
100 % Syrah
(Domaine Rostaing HPより)
うきうきワインの玉手箱より購入。7480円。
抜栓日:2012年11月10日
コルク:ワイン名と生産者の名前が入っています。液漏れなし。抜栓すると、ワイン側を上にしてちゃんと読めるように刻印されていました。
グラス:リーデルのボルドータイプを使用
色:ガーネット。色合いは濃い部類に入りますが、エッジがやや薄くなっています。
脚:中等度の粘調度。
澱が結構見えたのでデカンタしました。
香り:そんなに強い香りではありません。ファーストインプレッションは、トロピカルフルーツ。娘さんは開口一番「バナナの匂いしない?」と言っていました。時間とともにややお香のようなオリエンタルなニュアンスが加わってきます。徐々にナツメッグ、木の皮の香りがしてきました。さらに温度が上がると、仁丹の香りを感じます。
タンニン:タンニンはさほど強くありませんが、それでも歯茎で感じようとすると、しっかりとしたアクセントになっています。
味:最初、結構強い酸を感じ、その後八角、グローブのような香味系の味わいを感じます。しかし、全体的に濃厚さに欠けるというか、複雑味を欠いた軽めの味わいです。1時間くらいして温度が少し上がってくると、酸も感じますが、先程の香草のようなニュアンスが前面に現れてきます。アフタはほのかに鼻の奥をかけていきますが、長い余韻というわけではありません。大人しめにまとまっているって感じです。さらに、やや鉄分を感じる様になってきます。ジンギスカンと一緒に飲んでみましたが、結構あいますね。
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