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Chateau Guiraud 1986

2008-06-30 05:28:49 | フランス・ボルドー

Chateau Guiraud 1986

(+)実家のワインセラーシリーズです。


■ワイン名;シャトー・ギロー
■生産年:1986年


ロバート・パーカー氏;「高い濃縮度と素晴らしいアロマ、バランスの良いフィニッシュ。92点。」

ワイン・スペクテイター誌;「素晴らしいとハーモニー。93点。」
(ワインのテラムラ より)


ソーテルヌでも最大の栽培面積を誇るシャトー・ギロー。81年にカナダ人のハミルトン・ナービイがこのシャトーを買い取り、格段に評価を上げた。今ではソーテルヌを代表するシャトーとしてトップクラスにある。86年はヴィンテージ的にも素晴らしく、良い熟成を経てちょうど飲み頃にあるワイン。アプリコットやパイナップルを思わせるアロマに蜂蜜やトーストの香ばしさが溶け合う。トロリとした滑らかな口当りで、しっかりとした濃度のあるたっぷりの果実味、そして豊富な甘味を支える上質な酸味も調和した味わいは甘露で上品な仕上がり。
ラ・ヴィネ より)


シャトー ギロー


1855年の格付け時の名称は「シャトー バイル」という、ソーテルヌ第1級ワイン!
アペラシオンの名前に採用されたソーテルヌ村に位置するシャトー。
「シャトー スデュイロー」とは、「シャトー ディケム」を挟んで反対側に立地しており、緩やかな丘陵地に、セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%が栽培されています。
シャトー スデュイロー同様、広大な100ヘクタールの畑を所有していますが、1983年より指揮を執る≪イゲザヴィエ・ブランティー≫のもと、収穫時期の数回に及ぶ畑での選果、潜在アルコール度数18%での収穫、小樽での醸造、などといった品質向上に取り組み、見事な成果を上げています。
ワインセラーパリ16区 より)


シャトー・ギローについて
 シャトー・ギローの甘口ワインは変貌を遂げている。1981年にカナダ人、ハミルトン・ナービィがこのシャトーを買い取り、イケムのように一粒一粒ぶどうを摘む事や、樽発酵や新樽での長期熟成といった手法をシャトー・ギローでも採用すると大胆に誓った。その結果、ボルドーワイン好き、とりわけネクター愛好家に支持されるようになった。
 ギローの最も驚くべき事は、このワインがブレンドにソーヴィニヨン・ブランを高い比率で用いられている割にとても豊かな味わいである事だ。
※パーカーJr著書「ボルドー第3版」より
A-WINE.JP より)


生産地 ソーテルヌ地区
シャトー シャトー・ギロー
タイプ 白/甘口/ロースト香が強く味わいも深い、バニラのニュアンスがありエレガント
栽培品種 セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%
▼各ワイン評論家からの評価(★…1点、☆…0.5点)
ロバート・パーカー (第4版) ★★★(3点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★★(3点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) ★★(2点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★☆(4.5点/5点満点中)

シャトー・ギローは、甘口白ワインの一大産地であるソーテルヌ地区に位置する1級シャトーで、市場では【ディケム】に次ぐ高い評価を得ています。

古くは「バイル」という名前でしたが、ギロー家がシャトーを購入したことから現在の名前となりました。三代にわたってワイン作りに没頭した結果、ソーテルヌを代表する貴腐ワインとして知られるようになりました。

その後、ソーテルヌの土地に惚れこんだカナダ人ハミルトン・ナービィが、私財を投げ打ってシャトーを購入、周囲の人間を驚かせるような熱心さでシャトーの改革に取り組みました。貴腐ワインの生産は非常に手間とコストが掛かるものですが、【ディケム】のようにブドウを粒ごとに収穫したり新樽による長期熟成を行ったりと、ワインの品質向上のために出来る限りのことを行ったのです。後に運営に加わった、醸造師のザヴィエル・プランティとともに、名声を確固たるものとしたのです。

しかし、実はシャトー・ギローの畑は、ソーテルヌ地区の中で最も広い面積を持ちますが、他のシャトーの畑からは孤立していて、それほどいい条件だとされていません。それにも関わらず1級の格付けに見合ったワインを作り続けているのは、作り手の熱意によるところが大きいと言えるでしょう。

深く濃い黄金色の中から、かすかにバニラのニュアンスも感じられる、ソーテルヌを代表するようなエレガントなワイン、ぜひ一度お試しください。
オールドビンテージ・ドットコム より)



シャトーのHPはこちら




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