Ginestet Saint Julien 1996
実家のワインセラーシリーズです。
GINESTET社に関してはこちら。
サンジュリアンの土壌はポイヤック同様、排水のよい小石混じりの砂利を多く含んだ土壌なのでワインは芳醇でエレガントなものが多い。ポイヤックとマルゴーの間に位置しているため、両者の特徴を程よく兼ね備えバランスのいいワインを生み出す。
(しらい屋 より)
メドックのコミューンAOCの中でも狭い地域ですが、全般に質の高いワインを産出するAOC(約911ha)で、1855年に11のシャトーが格付けされ、うち5シャトーは第2級に選ばれています。サンジュリアンの全生産量の80%をこの11の格付けシャトーが占めています。北部にはシャトー・レオヴィル・ラスカーズ、シャトーレオヴィル・ポワフェレ、シャトー・タルボなど。南部には、シャトー・ベイシュヴェル、シャトーグリュオ・ラローズ、など、有名シャトーがひしめいています。
サンジュリアンとポイヤックとの境は幅50?にも満たない小川だ
けなので、全般的に非常によく似た性格をもちます。AOC全体の特徴は、色調は優雅で、やわらかい香り。十分に豊潤なボディーのワインであるといわれています。
(LOVE LOVE WINEMEN より)
2010年8月29日抜栓。コルクは結構短いおそらく合成コルク。液漏れなし。いわゆるジェネリックワインですね。14年の年月はどうなんでしょうか。グラスはリーデルのred wineを使用。グラスに注ぐと、色はルビー。まぁまぁ濃い。エッジは比較的しっかりとしていた。香りは、チェリー、プラムを感じる。ちょっと時間が経つとややスモーキーな香りも感じる。娘さんは「煙臭い」と言っていました。基本、するっと喉に入っていく、アフターなど微塵も感じませんが飲みやすいワインです。デイリーとしていいと思います。タンニンもほとんど全面に出てくる感じはなく、癖もなく飲みやすかったです。
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