Chateau Duhart Milon 1993
シャトー・デュアール・ミロン[1993](赤)
アペラシオン(産地) : フランス ボルドー ポイヤック 4級
ワイン名(ラベル表示) : CHATEAU DUHART MILLON
内容量 : 750ml
1993年のCHデュアール・ミロンが入荷しました。
1962年にシャトー・ラフィットのロートシルト家の所有となり、全ての樹を植え替えた。
年々品質がブドウの樹の成長と共に向上していきます。
「庶民の為のラフィットの味わい」
と、近年は言われるようになりました。
畑はラフィットに隣接し、ラフィットと同じ管理下に置かれています。
ここは、ラフィット=ロートシルトで有名なロートシルト一族の所有になる「もうひとつの」ポイヤックのシャトーである。
買収されたのは1962年のことだ。
それまで管理状態がひどかったブドウ畑は、1960年代の半ばから後半にかけて、完全に植え替えられた。
銘柄畑としては畑がまだ若すぎるため、1960年代末から1970年代にかけてのワインは、ロートシルトといえば秀逸なワインをつくるものと思っていた愛好家の期待に沿えるまでには至らなかった。
1978年から品質が向上し、1982年以来、デュアールのワインは概して優良であり、たまに傑出した年もある。
スタイルは、バランスがとれた、エレガントで上質なものとなりつつある。
つまり、このブドウ園の姉にあたるラフィット=ロートシルトに示されるワインづくりのスタイルに近づいているのである。
ここは、メドックの有名ブドウ園としては珍しくシャトーを持たない。
ワインは、ポイヤックの裏通りにある、美的見地からすれば恐ろしい限りの巨大な近代的倉庫でつくられる。
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版
(かわばた酒店より)
シャトー デュアル・ミロン・ロートシルト[1993]
このシャトーの所有者は、ラフィット・ロートシルトを所有しているロートシルト一族です。
1978年以降品質が向上してバランスのとれた、エレガントなワインとして“ラフィット・ロートシルト”に近づいてきています。
平均してカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%でつくられています。
比較的購入しやすい価格で、常に高ポイントを獲得している素晴らしいワインです。
(ワインセラーパリ16区より)
ロバート・パーカー ボルトー第3版より
暗いルビーから紫の色合いのミディアムボディーの可憐なワイン。程々のタンニンを含み、エレガントなスタイルに仕上がっている。柔らかで心地よい果実味もある。どっしりした感じも力強さもないが、バランスのよい、上手くつくられたワインだ。あと8年から9年の間に飲むとよい。 最終試飲月:97年1月
PP:85
ファインワインクラブより購入。8000円。(セールで半額だった)
2012年10月27日抜栓。コルクにはシャトー名、Vintageが刻印されていました。半分くらい一部で染みていたかな?液漏れなし。グラスはリーデルのボルドータイプを使用しました。二杯分グラスに注いでから、デカンタしています。色は濃い目のガーネット。深みのあるいい色合いです。エッジも意外としっかりとしています。脚は中等度の粘調度。香りは最初、さほど香ってきません。深紫色の感じがします。チェリー、ブラックベリー、ほんのりカシスの香り。スワリングすると杉の木の香りが混ざってきます。娘さんは開口一番「暖かい感じで、印刷用紙の匂い」と言い切りました。はいはい、インキーな要素ありますね。いつもご指導有難うございます。口に含むと、おぉ、思った以上の酸味を最初に感じました。しかし二口目には、酸味よりもカシスの味わいがぶわぁ~っと口に広がります。タンニンはシルキーですが若干ギスギスした感じがします。アフターに少しのミネラルとインクのニュアンスがあります。全体的には軽い味わい。少し経つと、後口にやや鉄っぽい感じが残ってきます。自家製のハンバーグと合わせました(うちのハンバーグ、ブランデーをどば~っといれるんですが)が、これがとってもいいマリアージュで、Vintageのためなのか、力強さにかけるワインのような感じですが、食事と合わすことでとても食事を引き立ててくれる、そんなワインだと思います。当たり年のものだとワイン単独で楽しめるかな?さらに、雪印のプロセスチーズを味のりで巻いた奴(最近のお気に入り)との相性も意外と良い感じでした。また、賞味期限ぎりぎりの、ちょっとばかりアンモニア臭のするピエダングローとの相性もいいですな~。しかし、「'93は、ろくなのにあたったことがない」と教えられ、そんなもんかな?と思い購入してみましたが、たしかに、「おおおぉぉぉ~」という感動はなく、ミドルボディーで食事にあわせて飲むほうがよいワインだな~と思いました。
シャトー・デュアール・ミロン[1993](赤)
アペラシオン(産地) : フランス ボルドー ポイヤック 4級
ワイン名(ラベル表示) : CHATEAU DUHART MILLON
内容量 : 750ml
1993年のCHデュアール・ミロンが入荷しました。
1962年にシャトー・ラフィットのロートシルト家の所有となり、全ての樹を植え替えた。
年々品質がブドウの樹の成長と共に向上していきます。
「庶民の為のラフィットの味わい」
と、近年は言われるようになりました。
畑はラフィットに隣接し、ラフィットと同じ管理下に置かれています。
ここは、ラフィット=ロートシルトで有名なロートシルト一族の所有になる「もうひとつの」ポイヤックのシャトーである。
買収されたのは1962年のことだ。
それまで管理状態がひどかったブドウ畑は、1960年代の半ばから後半にかけて、完全に植え替えられた。
銘柄畑としては畑がまだ若すぎるため、1960年代末から1970年代にかけてのワインは、ロートシルトといえば秀逸なワインをつくるものと思っていた愛好家の期待に沿えるまでには至らなかった。
1978年から品質が向上し、1982年以来、デュアールのワインは概して優良であり、たまに傑出した年もある。
スタイルは、バランスがとれた、エレガントで上質なものとなりつつある。
つまり、このブドウ園の姉にあたるラフィット=ロートシルトに示されるワインづくりのスタイルに近づいているのである。
ここは、メドックの有名ブドウ園としては珍しくシャトーを持たない。
ワインは、ポイヤックの裏通りにある、美的見地からすれば恐ろしい限りの巨大な近代的倉庫でつくられる。
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版
(かわばた酒店より)
シャトー デュアル・ミロン・ロートシルト[1993]
このシャトーの所有者は、ラフィット・ロートシルトを所有しているロートシルト一族です。
1978年以降品質が向上してバランスのとれた、エレガントなワインとして“ラフィット・ロートシルト”に近づいてきています。
平均してカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%でつくられています。
比較的購入しやすい価格で、常に高ポイントを獲得している素晴らしいワインです。
(ワインセラーパリ16区より)
ロバート・パーカー ボルトー第3版より
暗いルビーから紫の色合いのミディアムボディーの可憐なワイン。程々のタンニンを含み、エレガントなスタイルに仕上がっている。柔らかで心地よい果実味もある。どっしりした感じも力強さもないが、バランスのよい、上手くつくられたワインだ。あと8年から9年の間に飲むとよい。 最終試飲月:97年1月
PP:85
ファインワインクラブより購入。8000円。(セールで半額だった)
2012年10月27日抜栓。コルクにはシャトー名、Vintageが刻印されていました。半分くらい一部で染みていたかな?液漏れなし。グラスはリーデルのボルドータイプを使用しました。二杯分グラスに注いでから、デカンタしています。色は濃い目のガーネット。深みのあるいい色合いです。エッジも意外としっかりとしています。脚は中等度の粘調度。香りは最初、さほど香ってきません。深紫色の感じがします。チェリー、ブラックベリー、ほんのりカシスの香り。スワリングすると杉の木の香りが混ざってきます。娘さんは開口一番「暖かい感じで、印刷用紙の匂い」と言い切りました。はいはい、インキーな要素ありますね。いつもご指導有難うございます。口に含むと、おぉ、思った以上の酸味を最初に感じました。しかし二口目には、酸味よりもカシスの味わいがぶわぁ~っと口に広がります。タンニンはシルキーですが若干ギスギスした感じがします。アフターに少しのミネラルとインクのニュアンスがあります。全体的には軽い味わい。少し経つと、後口にやや鉄っぽい感じが残ってきます。自家製のハンバーグと合わせました(うちのハンバーグ、ブランデーをどば~っといれるんですが)が、これがとってもいいマリアージュで、Vintageのためなのか、力強さにかけるワインのような感じですが、食事と合わすことでとても食事を引き立ててくれる、そんなワインだと思います。当たり年のものだとワイン単独で楽しめるかな?さらに、雪印のプロセスチーズを味のりで巻いた奴(最近のお気に入り)との相性も意外と良い感じでした。また、賞味期限ぎりぎりの、ちょっとばかりアンモニア臭のするピエダングローとの相性もいいですな~。しかし、「'93は、ろくなのにあたったことがない」と教えられ、そんなもんかな?と思い購入してみましたが、たしかに、「おおおぉぉぉ~」という感動はなく、ミドルボディーで食事にあわせて飲むほうがよいワインだな~と思いました。