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 巷間の話題をだらだら論評。

米中二大国時代?ありえない!…中国の実力不足は明らか - モスクワタイムズ

2009-08-16 22:05:41 | Weblog
ロシア紙・モスクワタイムズは「米中二大国時代の幻想は現実にそぐわない」を掲載した。
米中の利害関係、中国と他国の関係、そして中国の国内事情とあらゆる面から見て
米中時代到来はありえないと主張している。14日、環球時報が伝えた。

現在、米国は急速に中国に接近、両国で世界をリードする構想を示している。
米国の態度は唯一の超大国という計画が失敗に終わったことを告げるものであり、
ロシアなど複数の国と権力を分かち合うのではなく、中国をパートナーに選んで
二大国で世界をリードしようとする狙いだ、とモスクワタイムズは分析している。

しかし、あらゆる面から見てこの米中二大国構想は非現実的だという。第一に
米中の利害関係の衝突。多くの問題を抱えているが、特にアジア太平洋地域の衝突は深刻。
日韓にとって対中貿易額が対米を上回るなど経済的政治的に中国の影響力が増すなか、
米国のプレゼンスは低下している。また中国自身が、唯一残ったライバルである
自らを米国が蹴落とそうとしているのではないかと疑っているとも指摘した。

またもし中国が米国の誘いにのったとしても、その実力は明らかに不足しているという。
国内には山のような問題を抱えており、世界の覇権を追求する暇などないのが実情だ。
また、中国的社会主義や儒教がドイツやアルゼンチンやインドなど世界各国に
受け入れられるとは思えない。すなわち中国は軍事的な実力でも、そして文化や
科学技術といった分野でも世界をリードする能力を備えていないとモスクワタイムズは
指摘、こうした事実を米国は早く認識し、多極化という現実的な選択を認めるべきで、
多極化の推進は米ロ関係の改善にもつながると主張している。

中国が覇権を握るというのは確かに無理のある仮定ではあるが、中国の儒教や社会主義を他国が受け入れる必要はあまりないのではないか??

GM:新型車の燃費計算「1リットル100キロ」、「世紀の誇張」と消費専門誌が酷評

2009-08-16 08:21:22 | Weblog
米消費者団体専門誌コンシューマー・リポート電子版は15日までに、米自動車大手
ゼネラル・モーターズ(GM)が家庭で充電可能な新型のプラグインハイブリッド車
「シボレー・ボルト」の燃費を「ガソリン1ガロン当たり230マイル」(1リットル当たり約97キロ)と
発表したことについて「世紀の誇張の可能性がある」と酷評した。

 GMはボルトを経営再建の切り札と期待。米メディアは、燃費効率が「米国の新基準では
トヨタ自動車のハイブリッド車『プリウス』の4倍程度」と伝えていた。

 ボルトは最長で走行距離40マイル(約64キロ)までは家庭で充電した電池のみで走行でき、
その後は再充電のためガソリンエンジンが駆動し始める。

 同誌は、最初の40マイルに使う電気の料金を考慮に入れると「ガソリン1ガロン当たり
100マイル相当」の方が妥当である上、基準とした電気料金も適切でないなどと疑問点を
列挙し「誤解につながる発表は誰のためにもならない。GMはリスクを生み出している」と
警告した。(共同)


▽News Source 毎日jp 毎日新聞 2009年8月15日21時28分
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090816k0000m020055000c.html
▽関連
【自動車】米GM:新環境車「1リットル100キロ」 新車投入を拡大…2011年までに計25 [09/08/12]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1250029854

 GM再建の切り札、ボルト。本当に宣伝どおりならシェア奪回も夢ではないかもすしれんが・・・。そこまですごけりゃ早くリリースせえよと・・・。