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 巷間の話題をだらだら論評。

】「母の知人が経営する銀座のクラブでバイト」が原因で「局アナ内定」を取り消された女子大生

2014-11-10 06:10:06 | Weblog
ソース(現代ビジネス) http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41014

 「日本テレビに来春アナウンサーとして入社予定だった女子大生が、内定を取り消され、しかもその理由が不当で裁判沙汰になっている」

――そんな衝撃の事実を11月10日発売の『週刊現代』がスクープしている。

 この女子大生は、ミス東洋英和にも輝いたことのある笹崎里菜さん(22歳)。彼女は裁判に至った事情を『週刊現代』に顔を出して
実名で告白しているのだ。一体、彼女の身に何があったのか?

■「来年、日テレに入社する権利を確認する裁判」

写真=「ミスコン」で活躍していたころの笹崎さん
http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/1/b/250/img_1b49b2e8fc5aa6b782242a94eb213de4107840.jpg

 「女子アナの内定取り消し」をめぐって「法廷闘争」という前代未聞の事態は、日本テレビ局内でも極秘扱いだったようだ。ある中堅
社員が言う。

 「ウチの会社が、7月に突然『アナウンサーの夏採用(追加募集)を行う』と発表したから、どうしたんだと社内でも話題になりました。

 社員の間では『女子アナ内定者が一人内定を辞退した』という話になっていたけど、真相は辞退じゃなくて取り消しだったんですね。
まったく知らなかった」

 笹崎さんと日本テレビの「争点」は何か?

 「独占スクープ?ミス東洋英和が日テレの『女子アナ内定』を取り消された理由」というタイトルの『週刊現代』の記事の中で、笹崎さん
の代理人弁護士は、同誌にこうコメントしている。

 「原告は、来年の4月1日付で日本テレビに就職する予定の、いわゆる『採用内定者』でした。ところが、日本テレビ側は今年5月28日付
の『内定取消通知書』をもって、一方的にその採用内定を取り消したのです。その日本テレビの行為を不服として、原告は『来年日本テレビ
に入社する権利がある』ことを確認する訴訟提起をしたのです」

 つまり、一度は日テレに内定をもらっていた女子大生が、その内定を取り消されたため、裁判を起こしたというわけだ。入社予定だった
女子アナが、自分を雇用せよとテレビ局を訴える――こんな話はこれまで聞いたことがなく、この裁判が今後、世間の注目を集めることは
間違いない。

■夜のクラブでのバイトで「女子アナ内定取り消し」

 笹崎さんの存在は、「女子アナ通」の間ではすでによく知られている。

 「彼女は『2011年ミス東洋英和』で、各大学のミスが競い合う『ミスオブミスキャンパスコンテスト』にも同年に出場しています。『JJ』や
『ViVi』などの読者モデルとしても活躍していました。日テレに内定したことも、昨年秋の段階で2ちゃんねるの『女子アナ板』に書かれて
いました。

 ところが、この夏に発売された『FLASH』(9月9日号)に、匿名でしたが笹崎さんが『研修の厳しさに嫌気が差し、日本テレビの内定を
辞退した』という記事が出たのです。それを受け、女子アナ板でも『この理由は本当なのか?』『もったいない』といった書き込みが
なされていました」(女子アナウォッチャー)

 彼女がなぜ「内定取り消し」されるに至ったか?

 その詳細は週刊現代に記されているが、端的に言うと「笹崎さんが、母親の知り合いが経営する銀座の小さなクラブで短期間アルバイト
をしていたこと」が影響して、日本テレビ側が「内定取り消し」を決めたようだ。

 笹崎さんが、裁判に踏み切るまで、「夜のクラブでのバイトがアナウンサーにふさわしくないのか」「このバイト歴を就職活動時の
自己紹介シートに書かなかったのは内定取り消しの理由になるのか」など、日本テレビの人事部側と何度も話し合ったようだ。

 就職採用の場面で、いまやどんな会社にでも起こりうる事態だが、『週刊現代』を読む限り、日本テレビは明らかに分が悪そうだ。
笹崎さん側と日本テレビとのやり取りは、採用関係者には必読のものだ。


 さらに興味深いのは今後のこと。彼女は「日テレへの入社」を求めて裁判を起こしているのであり、彼女が勝てば、来春、日テレに入社
することになるのである。

 「会社と裁判して入ってきた『女子アナ』となれば、バラエティの現場ではイジリがいがあって、使いたがる現場のプロデューサーも
いるかもしれません。でも、会社の上層部はそうはいかないでしょうね。入社しても、彼女が望まないADや記者をやらせて、彼女が
自分から辞めるように仕向けるでしょう。そのイジメに耐えられるかどうか……ですね」(前出・日テレ社員)

 「女子アナvs.テレビ局」の、前代未聞の裁判は11月14日から始まるという。

(終わり)

結局、採用プロセスがどうにも不透明なのでこのようなことが起きるのでは??
提訴までいくことは少ないのだろう

「最高益」トヨタと「失速」ヒュンダイ・・・ウォン安終焉で実力差露呈 1年間で時価総額4割減

2014-11-08 08:52:21 | Weblog
「最高益」トヨタと「失速」現代自 ウォン安終焉で実力差露呈 1年間で時価総額4割減
2014年11月7日 17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)

 9月中間決算で過去最高益を更新し、通期予想も上方修正、初の最終利益2兆円を見込むトヨタ自動車。対照的なのが、かつて北米市場でライバルとみなされていたこともあった韓国の現代(ヒュンダイ)自動車だ。
ウォン安の追い風が消えたとたん販売不振や大幅減益に見舞われ、燃費ごまかしによる巨額課徴金も発生、株価も下げ止まらない。

 トヨタは2015年3月期の連結最終利益予想を前期比9・7%増の2兆円に上方修正した。
消費増税で国内販売が苦戦する中、円安効果や海外販売の伸びが寄与するとみる。円安を追い風に輸出の採算が改善して年間利益を1350億円押し上げる。

 対ドルで1円円安が進むと営業利益が400億円増えるトヨタは平均為替レートを1ドル=104円と想定しており、現状の為替水準が続けばさらに利益拡大につながる。

 14年9月中間連結決算でも、営業利益、最終利益ともに過去最高を更新した。

 一方、現代自はいいところがない。7~9月期決算は、ウォン高や販売不振の影響で最終利益が前年同期比29%減となった。

 株価は9月以降、右肩下がりで、年初来安値を更新、時価総額は昨年11月時点の約57兆6000億ウォン(約6兆600億円)から今月5日には約33兆2600億ウォン(約3兆5000億円)まで減少、約1年間で4割が吹き飛んだ。
時価総額ランキングもサムスン電子に次ぐ韓国2位の座から転落、半導体大手のSKハイニックスに抜かれて3位となった。

 ウォン高爆弾が韓国の自動車産業を直撃した面もある。中央日報は、「米国で2~3年前にはモデル別で現代自動車が(トヨタより)2000~3000ドルほど安かったが、いまでは逆転した」と報じた。

 現代自が抱える問題は円安ウォン高だけにとどまらない。
燃費を誇大表示したとして、米司法省と米環境保護局(EPA)は現代自と傘下の起亜自動車が民事制裁金1億ドル(約114億円)を支払うと公表、投資家の不信感を誘った。

 基本性能やエコカーなどの先進技術、そしてブランド力でもトヨタと現代自の「格差」は小さくない。
ウォン安終焉(しゅうえん)を受けて、現代自の「実力」が明らかになった形だ。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/9443626/

まあ現代とトヨタではまだ歴史、実績にそれなりの差はある。ここから蘇ってくると
現代も真の強敵になりそうな。

銀行、お株奪われる イオンや楽天の決済囲い込み戦術

2014-11-05 06:14:49 | Weblog
銀行、お株奪われる イオンや楽天の決済囲い込み戦術
http://www.asahi.com/articles/ASGC34WMDGC3ULFA001.html
朝日新聞 青山直篤、福田直之北京=斎藤徳彦 2014年11月5日02時19分


 お金の支払いや振り込みをする「決済」ビジネスに、流通業やIT企業が力
を入れている。これまで決済を担ってきた銀行を尻目に顧客と直接つながり、
囲い込もうとしているのだ。銀行側は決済の受付時間の延長を検討しているが、
対抗策としてどこまで効果があるかははっきりしない。

 東京ドーム5個分の敷地に、衣食住すべてをまかなう700以上の店舗が集
まる。埼玉県越谷市のショッピングモール「イオンレイクタウン」は、年間来
店客がのべ5千万人を超える。顧客を囲い込む役割を果たしているのが、イオ
ンが提供する決済手段だ。

 10月31日夕方、モール内のスーパーで食料品を買った市内の寺田由美子
さん(55)は代金をイオンのクレジットカードで払った。このカードの引き
落としの口座はイオン銀行にある。割引サービスや買い物に使えるポイントが
たまるのが魅力で、週2、3回の買い物はこのカードで済ます。

 このスーパーでは、イオンのクレジットカードや電子マネーWAON(ワオ
ン)での支払いが、全体の6割近くに及ぶという。

 同日夜。モール内のイオン銀行に外資系金融機関の男性(49)が訪れた。
メガバンクで借りた住宅ローンを借り換えるためだ。メガバンクより安い、変
動金利の年0・57%が魅力だ。イオン銀行を引き落とし口座にしたカードを
申し込んだうえ、給与振り込みをイオン銀行に変えるといった条件があるが、
イオンでの買い物が5年間、5%安くなる特典が付く。男性の妻(47)は
「ちりも積もれば山となる、です」と喜んだ。

 代金の払い込みという一見、地味な決済サービスだが、インターネット上の
世界でも、顧客囲い込みの重要な道具になっている。

 会員約9400万人を擁する楽天グループは、買い物に使えるポイントを売
りにお客を呼び込む。「楽天経済圏」の中でモノとカネがぐるぐる回り続ける
ようにする戦略だ。

 楽天市場の買い物客は、楽天銀行の口座同士なら24時間365日、即時に
支払いができる。出店する業者は、3千万円まで楽天のクレジットカード会社
から融資を受けられる。電子マネーの楽天Edyは、ネットでも現実の店舗で
も使え、ポイントがたまっていく。

※無料部分ここまで

http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141103001626_comm.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141103001629_comm.jpg
↑画像:電子マネーで決済をするスーパーの買い物客=埼玉県越谷市のイオ
ンレイクタウン、青山直篤撮影
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141103002467_comm.jpg
↑解説図

 銀行は商機を掴もうにも流通業者を向こうに回すと苦戦は必至やな。