ニュース斜め読み

 巷間の話題をだらだら論評。

ブッシュ政権、アルカイダ幹部の暗殺を民間警備会社「ブラックウオーター」に委託

2009-08-20 22:32:45 | Weblog
ブッシュ政権が暗殺を民間委託・・・米紙報道
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【ワシントン支局】
米ワシントン・ポスト紙(電子版)は20日、
ブッシュ前政権下の2004年、中央情報局(CIA)が、
国際テロ組織アル・カーイダ幹部を殺害する秘密計画の立案や訓練を、
米民間警備会社ブラックウオーター(現在「Xe」に社名変更)に委託していたと報じた。

複数の元情報当局者の話として伝えた。委託理由について、元情報当局者は、
「何か問題が起きた時、外部委託の方がCIAを守れる」と話しているという。

殺害計画は今年6月、パネッタCIA長官が議会に報告し、
同計画をすでに中止したことも明らかにした。
ブラックウオーター社へは、訓練などのため数億円が支払われたが、
実際の任務は遂行されなかったという。
同政権下では、テロ容疑者への尋問も民間に委託されていた。
(08/20 21:01)

★ ソースは、読売新聞 [日本] とか。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090820-OYT1T00903.htm

冷静に考えて戦争や暗殺の民間委託というのはやはり凄いな・・・。営利で暗殺やられてはかなわんな・・・。

サッカーチーム:なぜつぶれない 「経営陣の無能にもかかわらず、地球上で最も安定した企業」

2009-08-20 06:44:32 | Weblog
花形の人材を競合他社に渡し、その数カ月後に再雇用。管理職を気分次第で指名し、
安過ぎる値段で製品を売る。こんな慣行の企業はつぶれるはずなのに、プロサッカーの
チームがあまりつぶれないのはなぜだろう。

 こんな「謎」を集め、調査に基づき合理的な答えを見つけた「ホワイ・イングランド・ルーズ
(仮題:イングランドはなぜ負けるのか)」は、ゴーストライターが代筆した選手の自伝に
飽き飽きしているサッカーファンにお薦めの一冊だ。

 ◆経営陣が無能でも

 共著者のサイモン・クーパー、ステファン・シマンスキー両氏は「大半の業界で、不良企業は
破産するが、サッカーチームの破産はほとんどない」とし、「経営陣の無能にもかかわらず、
サッカーチームは地球上で最も安定した企業に数えられる」と書いている。

 同著は題から想像されるよりも幅広い読者にとって興味のある内容だ。クーパー氏は
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のスポーツコラムニスト。シマンスキー氏はロンドンの
シティー大学カス経営大学院で教えている。

 1923年にイングランドのサッカーリーグが発足したときのチーム数は88。その97%が
約85年後の2007~08シーズンにも存続していた。しかも、本著が引用している調査の1つに
よれば、大半はリーグの同じディビジョンにとどまっている。

 12年以降の80年程度の間に、世界の大企業100社に起こったことを見てみよう。
著者らが引用する別の調査によると、95年には半分近くが姿を消し、生き残りの多くは
新しい分野や場所へと移動していた。

 イングランドのサッカーチームが戦略的に選択してきた道を考えると、その生き残り力は
意外だ。例えば、業界は長い間、テレビ向けの放映権販売という収益機会を最大限に
生かすことができなかった。新たに誕生したプレミアリーグ(最上級リーグ)が92年に
メディア王、ルパート・マードック氏に放映権を販売した価格はシーズン当たり
約6000万ポンド(現在のレートで約93億2760万円)。著者らによると、今はこの約10倍の
値段になっている。

>>2に続く


▽News Source FujiSankei Business i.on the Web 2009年08月18日
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200908180011a.nwc
▽Why England Lose
http://www.amazon.co.uk/Why-England-Lose-Phenomena-Explained/dp/0007301111

これは英国のサッカーのみに通用するような話のような・・・。イタリアなんか破綻したり寸前だったりするチームは多いはず。