オリックス、同一カード6連戦で6連敗 ショック大きく
会員記事
山田佳毅
2020年6月28日 22時37分
開幕がずれ込み、異例に組まれた最初の同一カード6連戦。オリックスは、そのすべてを落とした。
戦いにくさはなかったのか。「全然ない。1試合1試合、みんないつもと同じようにやってくれている」。西村監督は言う。
だが、同じ相手に連日負け続けるダメージは推し量れない。6連敗阻止を託され、先発マウンドに上がった山本は明かす。「悪い流れを何とか止めたかった」
前回登板で楽天打線を圧倒した直球が走らず、空振りが取れない。変化球はボール、ストライクがはっきりし、見極められた。二回、野手の失策絡みで無死二、三塁にすると「力んでしまった」。その後、田村に直球を中前へはじき返されて1点差にされ、三回以降も相手打線に食いつかれた。3点を先取したのに、頼みの右腕で逆転負け。開幕投手の山岡がけがで離脱した直後だけにショックは大きい。
ここから続き
ロッテの井口監督は4戦目の後、「先に四つ取れたのは大きい」と話した。貯金2の確約は、采配のゆとりも生む。得点にはならなかったが、五回無死一塁、ロッテの2番・福田光はバントの気配も見せずに中堅へ大飛球を放ち、相手ベンチの肝を冷やした。
オリックスの6連敗のうち、5試合は2点差以内。完膚無きまでにやられたわけではない。「最悪の結果になってしまったけど、まだ開幕から9試合。次の西武戦からやり直すということ」と西村監督。リーグ王者との6連戦をどう耐えるかで、チームの今季が決まると言ってもいい。(山田佳毅)
https://digital.asahi.com/articles/ASN6X7G20N6XUTQP00H.html?_requesturl=articles%2FASN6X7G20N6XUTQP00H.html&pn=6
6タテはひどい。今年は同一カードの長めの連戦がおおいだけに、同じような泥沼にはまるチームは多いかも。
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山田佳毅
2020年6月28日 22時37分
開幕がずれ込み、異例に組まれた最初の同一カード6連戦。オリックスは、そのすべてを落とした。
戦いにくさはなかったのか。「全然ない。1試合1試合、みんないつもと同じようにやってくれている」。西村監督は言う。
だが、同じ相手に連日負け続けるダメージは推し量れない。6連敗阻止を託され、先発マウンドに上がった山本は明かす。「悪い流れを何とか止めたかった」
前回登板で楽天打線を圧倒した直球が走らず、空振りが取れない。変化球はボール、ストライクがはっきりし、見極められた。二回、野手の失策絡みで無死二、三塁にすると「力んでしまった」。その後、田村に直球を中前へはじき返されて1点差にされ、三回以降も相手打線に食いつかれた。3点を先取したのに、頼みの右腕で逆転負け。開幕投手の山岡がけがで離脱した直後だけにショックは大きい。
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ロッテの井口監督は4戦目の後、「先に四つ取れたのは大きい」と話した。貯金2の確約は、采配のゆとりも生む。得点にはならなかったが、五回無死一塁、ロッテの2番・福田光はバントの気配も見せずに中堅へ大飛球を放ち、相手ベンチの肝を冷やした。
オリックスの6連敗のうち、5試合は2点差以内。完膚無きまでにやられたわけではない。「最悪の結果になってしまったけど、まだ開幕から9試合。次の西武戦からやり直すということ」と西村監督。リーグ王者との6連戦をどう耐えるかで、チームの今季が決まると言ってもいい。(山田佳毅)
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6タテはひどい。今年は同一カードの長めの連戦がおおいだけに、同じような泥沼にはまるチームは多いかも。