今回は昨年9月中旬に嶽きみを食べに(夏2回目)青森行った時の話です。最近は夏2回青森行くのがマイブームになってたりします。(季節感が無くてスイマセン)
朝に収穫した嶽きみを塩茹でした”茹できみ”を頂くのが毎年の楽しみなのですが、いつもと違う店も回ってみたところ”茹で”ではない”蒸しきみ”を出している店を発見。
お湯で茹でない分甘さが流れ出ないという趣向と思われますが成程確かに甘さが濃厚。ただ茹でと蒸しとどちらかが明確に上という事も無いような感じで正直どちらでも美味しいです。寧ろ品種の違いの方が差異が大きい印象有り。
岩木山神社前では名物・チリンチリンアイスが売られていました。弘前の残暑はなかなかの難儀さで子供たちが無心にアイスを食べてて微笑ましかった。
りんごは早生「彩香(さいか)」が出始めてましたが主力のふじはまだ袋がかかっていますね。
シュガープルーンも最盛期。仙台では考えられないくらい安く売られていて羨ましい限り。道の駅等が狙い目です。田舎へ行くほど安い。
秋の岩木山は雄大な姿を見せていました。桜の季節が有名な弘前市ですが短い夏が終わり秋に移りゆく晩夏の時期が一番弘前を満喫できるような気がしていて自分は一番好きですね。
さてラーメンの話に
今回は朝ラーで人気を博している青森市の「青森大勝軒」(店名クリックで前回記事へ)へ
大勝軒なので勿論ラーメンの神様・山岸一雄が伝承した”もりそば”が看板メニューな訳ですが、朝ラータイム(7-10時)のみ青森色を出した「煮干しラーメン」の提供をしています。
スープはあっさり系「煮干ラーメン(醤油)」「塩煮干(塩)」とこってり系「大勝軒煮干(醤油)」「塩大勝軒煮干(塩)」が有り、醤油のみ「背脂煮干し」ってメニューも有ります。
麺量は昼メニューの320グラムより少なめですがそれでも200グラムとやや多め。更に小ライスか小そぼろライスが無料サービスで付けられます。朝からどんだけ食べられるんだか~(笑)
前回こってり醤油の方を頼んだので今回はこってり塩味でオーダーです。
食べログのクーポン(当時)利用で味玉サービス有り難く頂きます。
早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせで白湯で取られておりコッテリと濃厚。更に野菜のベジポタも入って軽いとろみのあるスープ仕上がり。ただし大勝軒のもりそばのスープ程のトロミの強さでは無くて朝でも大丈夫なレベル。
そして肝心の煮干しがこれでもかと大量投入。煮干し特有の魚介系の旨味がぎゅっと濃厚に効いておりニボニボ感が炸裂しています。
片口鰯が主体のようでやや酸味が強く僅かに苦味も有り。醤油味の時はやや大豆系のまろやかさでマスキングされていた感が有りましたが、塩味だと割とダイレクトに煮干しのクセが出て来ていてややラヲタ向け?マニアックなバランスに感じられます。
ただしこのスープを肉そぼろライスにぶっかけて頂くとこれが絶品。そぼろは青森らしくニンニクがわっつど効いていてニボニボとニンニクのハーモニーが素晴らしいです。これはクセになるなぁ、美味しい。
朝からニンニク?という問題はこの際おいときましょう(笑)
(17/09/23食)
さて2月に青森に行く用事が有りまた後日”朝ラー”再訪してみました。
「大勝軒煮干」700円+小そぼろライスサービス+クーポン味玉サービス
大勝軒と銘打ってはおりますが師匠の山岸氏はこんな強烈な煮干しラーメンなんて食べたこと無いと思われる一杯。
醤油ダレも”もりそば”のそれとは完全に違う造りになっており青森らしい濃厚煮干し系のスープ仕上がり。
とはいえ、動物系のベースには大勝軒の系譜がしっかりと息づいておりまさに池袋×青森煮干しの究極のコラボレーション。スープ取りにかなりコストがかかって居る筈ですがこのクオリティで700円で頂けるのは奇跡に近いものが有りますね。
麺は大勝軒らしい中細ストレート麺。食感も良くスープによく絡みます。
朝からスープまでしっかりと完食。仕事前に食べちゃうとお腹一杯で眠くなっちゃうかも(^^;
(18/02/24食)
さて「青森大勝軒」の朝ラーですがあっさりよりもこってりの方がオススメ。そして塩と醤油を比較すると醤油の方が魚介系のクセを上手く纏めてあって食べやすいですね。まずはこってりの「大勝軒煮干(醤油味)」から頂くのがオススメ。勿論「小そぼろライス」も付けときましょう。
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