車中泊した佐野市の道の駅では”さのまる”くんがお出迎え。デカいな…。
佐野市を走ってたらやけに綺麗な成層火山の雪景色が見えまして、
まさか富士山?と思ってMAPで確認したら方角的に富士山で間違いなくて栃木県から富士山が見えるってビックリでした。
ところで何故佐野市に行ったか言うと実は”もえあず”在籍エラバレシのリリースイベントに参戦するため仕事2日間休んでイベント会場の横浜に車で向かったんですが途中宇都宮辺りのコンビニ駐車場で寝落ちしてしまいイベント間に合わず急遽予定変更して埼玉~栃木のラーメンを食べ回ってたわけです(汗)
という事で次回記事は佐野ラーメンネタやります(予告)
その前に今回は大宮駅前でかねてより行ってみたかったこちら「ラーメン凪(なぎ)大宮店」へ
空飛ぶラーメン凪大宮店が19日開店!今日20日大宮駅でキャンペーン実施中! - すごい!煮干ラーメン 凪
空飛ぶらーめんとはなんぞや!?怪しさ大爆発(^^;ですがさて?
店内はカウンター席のみ。隣席とは簡易な仕切りで区切られています。席毎にタッチパネル端末が有り(中身タブレットすね)食券に印刷字されたQRコードを読み込ませるとガイダンス画面が出てくるので、味の好みなどを入力してオーダーします。
ラーメンを待っている間も画面が推移します。ってか高速サービスエリアのコーヒー自販機みたいだな(笑)
空飛ぶのはラーメンだけでは有りません。呼ぶとスタッフも飛んでくるらしい。「次停まります」(←停まりません)
・・・って、かっぱ寿司システムやん(笑)
返却ボタンまでそっくりで笑えます。飛んでくるってそういうことかー。
「煮干しラーメン・大盛」820円
麺固め、味濃いめ、2辛でオーダー。大盛まで同額との事でここは当然大盛で頂きます。
早速のスープですがガラベースはさらりとしており動物系油脂が適量に入りコクや円やかさを醸しています。醤油ダレは千葉産ぽい普遍的な味わい。ふんわりと気持ち甘さも漂っています。味濃いめで注文したので塩気がやや強め。
待望の煮干しについては20種類以上を一杯当たり60グラムの大量投入されておりかなり強く味わいを支配。
煮干は煮込みと魚粉で投入されていますが青森系のように丁寧に裏漉しして繊細に濃度を高める手法では無くて魚粉の味に近いリニアリティやダイナミック感があって一味違う印象。鮮度のいい煮干しのダイレクト感が味わえます。
トッピングされた小魚はウルメと思ったけどどうやら”銀付いりこ”の佃煮だらしい。スープと少し異なる味付けが為されており甘さが引き立っていて美味しい。
2辛で頼むと一味が入った辛味香油”秘伝海の辛銀だれ”がトッピングされてスープに混ぜ込むことでニボニボが少し薄まりますがトータルでの美味しさは上がる印象。煮干を純粋に味わいたい方は逆に辛味無しでオーダーする事も可能。
ガチガチの極太縮れ麺はゴニゴニっと力強い食感を提供。強いスープに負けていませんね。おそらく強力粉使用と思われます。
そして一反木綿みたいな幅広麺も面白い。
という事で煮干しラーメン大盛りを頼んだ時に何でメニュー名が「ウルトラ黒王」と表示されてたのか謎が解けました。北斗の拳かー。
さて「ラーメン凪」と言えば元は豚骨ラーメンの人気店でしたが08年ごろから濃厚煮干し系も手掛けるようになり、そのルーツに07年9月と08年10月の2回の「青森ラーメン博覧会」ブース出店が有ってこれがターニングポイントになっているのかもしれません。
09年3月には五所川原のエルム津軽ラーメン街道にも出店してた模様。09年5月には駒込に凪ネクストブランド「西尾中華そば」オープン…ってこれモロに「長尾中華そば@青森市」(店名クリックで過去記事へ)のインスパじゃん(^^;
そんな「ラーメン凪 大宮店」の「煮干しラーメン」ですが、青森の濃厚煮干し系とは異なる進化を遂げており、お店自体も随所に飽きが来ない工夫満載で流石人気店と思わせる一杯でした。24時間営業も便利ですし大宮で飲んだ際の〆の一杯にも良さそう。また来よう。
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