(前回の続き)岩木山で自然の恵みを頂いた後は弘前市内をぶらぶら。
流転な人生を過ごしていた学生時代によく”残飯”喰ってた居酒屋「流転」が店名変わっててワロスwww
居酒屋ワロスって店名なのか。厨二病発症してて弘前っぽくて良い味。ちなみに残飯ってのはそういうメニュー名です。200円位だったな。
閑話休題、弘前市内では今回もマイブームのアップルパイを求めて奔走。まずは土手町近く「patisserie verger(パティスリー ヴェルジェ)@百石町」にて「釜出しアップルパイ」を大人買い。
通常パイに使う林檎には酸味の強い紅玉系を使ったりしますが「パティスリーヴェルジェ」では100%地元産のふじをたっぷりと使用しており、窯でパリッと焼き上げて優しい果肉の甘さにバターの香りが映えたコスパにも優れた一品。
そして上鞘師町「ホテルニューキャッスル」1Fに併設されている「Le Castle Factory(ル キャッスル ファクトリー)」も人気の店舗との事でこちらにも立ち寄り「アップルパイ」を大人買い。
網目模様のパイ生地がお洒落なこちらはアップルパイコンテストでグランプリを受賞した事もあるとの事。売り切れ必至なので食べたい方は早めに行くことをお勧めします。
さて街をぶらぶらしているうちに夕飯の時間になったのでラーメンを。
今回は「中華蕎麦 なかた屋 高田店」に行ってみます。
以前1号店(現在の「神田店」)には行ったことが有りましたが(クリックで過去記事へ)今回の2号店(高田店)は国道102号線沿いドンキホーテ裏手に有って1号店よりも天井が高くて開放的な広い店内になってます。
ちなみに今夏メニューの刷新が行われまして1号店のみ煮干し系から家系に謎の変貌をされてましたが今は元の煮干し系に戻ったらしい。短い間に何が有ったのか!?(笑)
2号店が有る高田のこの辺りもすっかりラーメン激戦区になりましたね。ちなみにここってもしかして昔ステーキとか出してたレストランでしたっけ?昔行ったことあるような気がします。
「コク煮干しソバ(中)」700円
早速のスープですが豚骨ベースは程よく動物系の旨味を醸しており濃厚ながら油量は強すぎず程良い加減。こってり過ぎない加減が絶妙。
合わせられる醤油ダレは濃口醤油主体でやや甘め。配合強めで結構きじょっぱさが有りチャーシューの戻しから来る肉味もたっぷりと効いています。
# スープが濃すぎる場合は店舗中央に割りスープがポットで用意されているのでセルフで調整可能です。
そして待望の煮干しは大量投入されており旨味がギッシリ詰まったような強いニボニボ感を醸し出しています。煮干しは煮出汁で丁寧に取られており雑味やエグミ等は少なめ。極少量入る魚粉は鰹節のようで煮干オンリーという事では無くてトータルで魚介系を強く押し出して来ていてます。この辺に本枯節を使う「なかた屋」らしさが感じられます。
麺は加水率中~高程度のストレート細麺。せっかくの濃厚スープなのでもう少し太麺で食べてみたい気もしますがまぁまずまずかな。
太めのメンマはコリッコリの食感が楽しい。チャーシューはバラ肉部位の厚めカットでボリューム有。適度に豚脂が入りトロリこってりした食感と濃厚スープに負けない濃いめの味付けでこれは美味い。
肉増し250円でオーダー。こちらはいわゆる濃厚豚骨節系スープですが節系の押し出しの強さが半端無い「なかた屋」流バージョン。
豚骨ベースに良質な節系が強めに香り動物系と魚介系が高めバランスで拮抗しているようなスープバランス。
節は鰹のようで風味よく食欲をそそってくれます。醤油ダレは濃口醤油主体で配合強め。ラーメンメニュー系よりも更に甘さとしょっぱさが際立っていて麺を啜るごと洪水のように旨味が口中一杯に広がります。
チャーシューはスープ中にバラ肉が入り肩ロース部位は肉増しトッピングのもの。肩ロースの方は肉味がしっかりしておりこちらも味付強め。バラ肉チャーシューも良いがロースも良質で美味いですね。どちらも甲乙つけ難く勝ち負けつかず、ケンカ両成敗で両方パクつきます。旨し。
さて「なかた屋 高田店」渾身のスープですがニボニボ系も美味いですが「つけ麺」により創業当時なかた屋のDNAが色濃く受け継がれているような気がします。弘前が誇る実力派の一杯。
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