店名を間違えやすいシリーズ(?)「麺八」「めん八」と来たら次は「麺屋八」です。…そんなに間違えないですかね?(笑)
以前は産業道路沿いの六丁の目エリアに有りましたが、震災で閉店。約1年のブランクを経て名取市に再開オープンしています。
名取の新店舗になってからは初めての訪問。
←「味噌ラーメン」750円
ベースは豚骨と鶏ガラの合わせでトロミが極強め。骨粉のざらつきは無く丁寧な仕上がり。油量も割と強めでこってりとした動物系強めバランスですね。
スープのボディには根菜類の充実感があり、味噌に負けない強さで節主体の魚介系も効いてます。
ブレンドの味噌ダレは適量。ニンニクや生姜を軽く効かせて風味を高めてあり、山椒を強めに効かせてナチュラルながらスパイシーな仕上がり。
この痺れを伴う感じはおそらく四川山椒で担々麺にはたまに見られますが、味噌ラーメンにここまで強く効かせてあるのは珍しい。面白いですね。
強く縮らせた中太麺はドロッとしたスープにがっちりと絡み、こってり感を更に高めてくれます。チャーシューは味付けが強めでホロホロと溶けていく柔らか仕上げ。
そして山クラゲが懐かしい。移転前からメンマじゃなくて山クラゲでしたね。メンマ以上のコリコリ食感を提供してくれて、味はプレーンで邪魔をしないし良いセレクトに思います。
単なる節系味噌ラーメンとは一線を画す味わいがあり、好き嫌いは分かれそうですが、独創的でレベルの高い一杯で自分は好みですね。移転前の同メニューとはもはや別物に進化したような印象です。
ここからは移転前の未アップ分
白濁豚骨ベースに味噌ダレはあっさりめ。ベースはやや甘めで秋刀魚、鰯主体の魚介系もしっかり効いており、生姜とニンニクが強力に効いてます。
なんか逆に生姜スープの味噌味バージョンのようにも感じてしまいますが、旨味たっぷりで充実感はありますね。強い縮れの平打ち太麺がモチモチした食感あり。
「伽哩(カリー)ラーメン」700円(写真右)
手作りカリー醤を使用との事。スープカレーからこだわって作り込まれたタイプで辛さは程よい加減。スパイス感が効いていて日頃の疲れを吹き飛ばしてくれます。女性に人気が出そう。(10/07/12食)
ミルキーな白濁豚骨ベースに油量は控えめ。節系の香りが綺麗に立っており魚介の旨味がしっかりと雑味なく効いてます。
そしてマー油が香ばしさと味わいを一段深めており、麺はストレートの低加水細麺が合せられます。
ちょっと「楽」のスープに近い印象。ガラ味が濃厚で後味が結構きました。力入ってますね。
「味噌ラーメン」700円(写真右)
味噌ダレは長野の白味噌と仙台の赤味噌+αのブレンドとの事。ニンニクよりも生姜が強く強く効いてます。
# 当時はそんなに山椒を感じなかったですね。(10/04/19食)
行列が凄いと聞いていたので昼時を少し外して14時頃に行ったら正解。店前に4台分ある駐車場もタイミングよく空いていて待ち無しでスッと着席できました。ただ店を出るときはまた駐車場埋まってたので運が良かっただけかも?
移転前からそうでしたが雰囲気の良い店内で接客も丁寧。「割りスープあります」と張り紙があったり親切な感じが好印象です。さすが人気店!ごちそうさまでした。