がじゅまるの樹の下で。

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伊祖の高御墓

2018年03月23日 | ・琉球史散策/グスク時代

 

埋もれた写真データを発掘。

浦添市にあります、

「伊祖の高御墓(いそのたかうはか)」です。

 

昔、琉球が統一される(1429年)前までは
中山の中枢は首里ではなく浦添でした。

その浦添一帯を治めていたのが中山王、
尚巴志以前を遡ると、察度や英祖、(舜天)、の王統ということになります。

(察度代に首里遷都の説もあり)

 

 

このお墓は、
(今のところ)存在が確実視されている最初の中山王・英祖の、
父祖の墓です。

(舜天はまだ伝説の粋。
あ、でも英祖の一つ前の義本王は有力になってきてるのかな…!?)

 

なお、当の英祖王自身の墓は
浦添ようどれ」とされています。

 

 

なお、英祖の父は
伊祖グスクを拠点としていたと言われています。

 

 

お墓から振り返るとこう。

国道330が丸見え。

浦添大公園の所にあります。