がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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薩摩一の宮、板聞神社

2015年01月25日 | ・琉球史散策/第二尚氏

 

鹿児島の琉球史巡りをするなら
ここは絶対に外せないスポットの一つ、
指宿にある枚聞(ひらきき)神社。

薩摩一の宮の由緒正しき神社です。

航海安全の神としても知られ
無事に本土上陸を果たした琉球使節も
ここを訪れ扁額を奉納しています。
(1773年~1803年のもの)

その扁額7枚が今も残っていて
常時見ることができます。

(撮影はダメかな?と思ったので写真なし)

 

枚聞神社は昔から海上守護の神として信仰が厚く、
中でも琉球王の崇敬が深く、
島津氏に対する入貢の航海中
遥かに開聞岳の雄姿を拝するや、
神酒を奉り無事を祈ったと伝えられる。

琉球王は航海安全の神徳を報謝して
「徳光普照」をはじめ数面の額を奉納した。

(枚聞神社宝物目録より)

 

宝物殿…かなり質素な作りだったけど
陳列棚なども含めて
もうちょっとメンテナンスできたら
いいなぁ(^^;

 

 

背後には優々と開聞岳。

純粋に、「きれい」です。

陽も傾き、雨の降る寒い中の
枚聞神社訪問でした。

 


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