がじゅまるの樹の下で。

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'13年度北山の風

2013年08月26日 | ・現代版組踊レポ

 

「北山の風」

2013年8月25日(日)

今帰仁村コミュニティセンター

 

今年度初の北山の風公演。
(ブセナでのアトラクションは省くとして)

今回は夜公演のみを見てきました。

去年度11名がごそっと卒業したので
全体の3分の1強くらいは新メンバー?

フレッシュな面々、フレッシュな公演でした。
緊張のせいか表情や演舞が固い子もいましたが、
それもそれで良し。
これからの成長が楽しみですね~
(会場外でのお見送り演舞では緊張から解放されてみんな笑顔ではじけてました☆)

個人的には男の子メンバーが今年も続けてくれてて
ぐんと成長してるのが嬉しかった!!

身体的にも演技者としても♪

 

さて、今回の特記事項はコレですね。

 

新・攀安知

いや…これパンフレットにある配役に「中2」って書かれてなかったら
絶対誰も気付かないはずよ?

背も高いし声も演技もなかなか!
(あ、男の子です)

いや~、将来有望株だ~!

今後もっと回を重ねて演技に深みが出てくれば
攀安知ハマり役になること間違いなし!

ってか、まだ中2だしね!
ああ、恐ろしや(笑)

中学生3名ほどの小さな離島、水納島から練習に通ってるガッツもステキ

それだけでも舞台にかける情熱は人一倍なんだろうと察します。

 

 

今回は屋内公演とは言え、公民館公演だったので
生演奏ではなく録音+効果音+生歌スタイル。
(去年の本部公演と一緒)


録音音源だとやはりどうしてもアレンジ具合も初期のものと言うこともあり
生演奏のエレキバイオリンや太鼓に比べると
どうしてもやや聞き劣りしてしまう感があるのは否めなかったのですが
今回はボーカルの藏當さんや京子さんたちがうまーくカバーしてるなって思いました!

それは三つ巴のシーン!

このシーンは歌ナシ楽曲なのすが、
最初からの囃しと、後半に京子さんがうまーく低音コーラスを入れてきて
不穏なエッセンスをプラス!

エレキバイオリンのぎゅんぎゅんした派手さとは違うけど
これイイ!!ぐっと低音なのがイイ!

 内心「グッジョブ!!」って親指立ててました(笑)

 

 

ウシーとウマーもコミカルな演技が
色々バリエーションでてきたなーって感じ

本部は相変わらずステキ。
前も書いたけど彼女は目の演技がとってもいい。
特に驚く系が秀逸
キャリアも積んできた分、安定感も抜群です。

退場時の、攀安知との掛け合いも良かったよ(^ε^)
攀安知のにらみと先に差し出された手が良かった!
ちょっとコミカルエッセンスだったけど
別バージョンもイケそうね♪

退場時と言えば、
一応、個人的には舞台の最後の最後の最後まで
役としてのキャラはそのままであって欲しい派。

そこで学生としての「素」を見せてほしい派の人もいるけどね(・∀・)

その点、新城先生はお辞儀から何から
徹底しててスキがない。

乙樽さん、これまでウマ―やってた子って気付かなかった(!)
初めて乙樽やる子だなーとは思ってたけど。
コミカルからシリアスな役へ。
見事な役変化でした。
乙樽の最大の見せ場、千代松との別れのシーンはいつ見ても泣けるネ。
ただ千代松も乙樽も1番心が揺れ動いてるシーンだから
台詞と台詞の間がもっとあったほうがいいと思ったー(・∀・)
迷ったり、葛藤したりしている心の間。
間とか余韻って超大事。
涙を誘うシリアスな場面ならなおさら。
って、書いとく。
(結構舞台歴積んできてるはずだからネ☆)

 

 

次回公演は桜祭りだそうです。

そっか、今年はホール公演ないのかー。

うぅ、残念(ノД`)

次回公演でぐんと成長した姿も楽しみにしています!

 

 

あ、そうそうアトラクションで参加した伊平屋チームのダンス、
見るの2回目だったけど相変わらずかわいかった!
今年、伊平屋行こうと思ってたんだけど
結局行けず仕舞だったな…。

 


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*おまけ*

乙樽との会話で謝名が「そうじゃな」って言うトコ、
毎回内心「ぷっ(´m`*)」ってなります←


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