島添大里グスクのすぐ隣にあった、
チチンガーという泉。
水元までは地上から8メートル下にあるため、
上には拝所が。
小さくもアーチ形に組まれた石が、
なんか威厳がある感じ。
8メートル下を見下ろす。
周りを石垣で囲まれて、
中城グスクの北の郭にある大井戸にも似た雰囲気です。
でもだいぶ古いようで、
崩落防止のネットがかけてありました。
地震とか来たら、ヤバイかも…。
水元。
ガマの中は水でたっぷり浸っていました。
ざぶーんって奥まで入っていけそう…。
ちょっと神秘的…
グスクの城壁外にあると水が湧き出し、
城壁でグスク内に取り込むと水が枯れたとの伝承があるそうです。
『琉球王国ぶらぶらぁ散歩』(おおきゆうこう・田名真之著)によると、
ゆえに「チチマランカー(包まないカー(井泉))」ということで、
いつの間にか「チチンガー」となったのだとか。
ちなみに島添大里グスクは尚巴志も居城とした場所なので
このチチンガーの水を飲んでいる可能性は大ですね。
そう考えると、
「ただの史跡風景」ではなく、ちょっと浪漫でしょ?(笑)
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