がじゅまるの樹の下で。

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沖縄市の古琉球/越来グスク

2012年02月22日 | ・琉球史散策/第一尚氏

史跡巡りの記事。

金丸の弟(尚宣威)のお墓の次は

越来(ごえく)グスク

前にも記事にしたことありますが
久々にまた立ち寄ってみました。

越来グスクは尚宣威が住んでいた場所

ですが、

ワタシとしては
尚泰久が王になる前に住んでいた城でもあり、
百十踏揚が(おそらく)生まれ、幼少期を過ごした場所であり、
そんでもって、阿麻和利討伐後の大城賢雄
百十踏揚と結婚(再婚)して城主として住んだ場所。

つまり、越来城主は、
尚泰久→(尚泰久の息子・金橋?多武喜?)→大城賢雄→尚宣威
なんです。

そうなんです!!

古琉球にとっては実は超重要でドラマありありのグスクなんです!

 

もっとアピールしてもいいよ、越来グスク!!

 

…でも城壁もなにもないうえ、あるのは拝所だけで面影ゼロなので
ちょっとアレですけどね…

↑奥に見える建物は保育園です。

 

 でも以前訪れたときにはなかった新しい案内板が!

おおっ沖縄市は沖縄市で越来エリアに力入れてるっぽいね

発掘作業も行われていて、去年の4月の綾庭の宴の公演ではパネル展示もありましたしね☆
(綾庭=越来城の庭を指します)

越来グスクの発掘といえば、
先月、「越来グスクから作りかけの勾玉が出土」というニュースが。

なんと素材は石灰岩(の可能性)!

通常の勾玉は翡翠などで作られている本土からの輸入品だったのですが、
琉球で勾玉を自作していたかもしれない初の痕跡ということで
こちらもなんだかちむドンドンしてくる話題です。

このニュース、車内ラジオで初めて聞いて思わず「何ぃっ!?」って叫んださ~(笑)

詳しくは→ 


↑クリックすると拡大します


沖縄市で訪ねる古琉球の世界…。

ぜひ、知花グスクとセットでどうぞ

 

  
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今日は猫の日~


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