がじゅまるの樹の下で。

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受水走水

2013年03月06日 | ・琉球史散策/神話・近代

 この記事を準備してから早2週間以上がたってる・・・。

というわけで、以前記事にした「浜川御嶽とヤハラヅカサ」の続き。

アマミキヨ関連の遺跡、受水走水。

受水走水は、

うきんじゅはいんじゅ

と読みます。

沖縄の難解地名クイズでよく出てきます。
(これは史跡固有名詞で地名じゃないけど・・・)

かくゆうワタシも社会人なってから、
入社試験のための一般教養対策で初めて知りましたから(^^;)

沖縄人でも、地域の人かこういう類のものに関心がないと
知らないって人も多いです。

……あ、でも近年のパワースポットブームで
意外と知られてたりするのかな?

では受水走水とはなんぞや!?

一言で言うと、

沖縄の稲作発祥の地

とされているトコです。

ヤハラヅカサにアマミキヨが上陸して、
浜川御嶽で仮住まいして、
すぐ近くのこの受水走水で稲作を始めた

っていう流れ。


詳しくは現地にあった案内板をどうぞ。
(↑手抜き(笑))

東御廻(あがりうまーい)にも周る場所として
沖縄の代表的な拝所の1つです。

こちら受水。

今でも水が滔々と湧き出てます。

そしてすぐ隣にあるのが走水↓
(トップ写真も走水)

受水よりは水の流れが早く勢いがあることから、
らしいですが、
時期的なものなのか
ワタシたちが訪れた時はそんなに差は無いように見えました。

香炉。

すぐそばにある「親田」

苗がスタンバイされています。

訪れた日は旧正月の翌日(2/11)だったのですが、
2/22には親田御願が行われました。

琉球新報記事(動画も見れます)→ 

受水走水全体図。

左が受水、右が走水、右手前が親田です。

 


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