がじゅまるの樹の下で。

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リテイク版、懐機

2021年08月28日 | ・琉球史散策/グスク時代

 

琉球戦国列伝リテイクシリーズ
懐機(かいき)。

 

久米村の華人(出身地・生没年不明)。
尚巴志の参謀的な存在として政治・外交を担い、
尚巴志の死後も第一尚氏王統を支えた人物。
王茂の跡を継ぎ、琉球のナンバー2とも言える国相(王相)の地位に就く。

琉球の諸葛亮、でおなじみの懐機です。
まだ久米村でもまだ駆け出しの、
若き尚巴志とタッグを組み始めた頃のイメージです。

彼の生涯を見ると業績がすごすぎて、
なのにその人物は謎すぎて、
さらに彼の息子か!?と思える人物(※)はいたりして、
とにかくミステリアスで興味の尽きない人物の一人です。

彼が主人公にした小説があってもいいくらい。

基本、感情の起伏を表に出さない人
(かといって無表情というわけではない)
というようなイメージがあります。

 

キラキラ版でもそうでした→

 

アイテムは朱漆加工のクバ扇。

 

 

(※)
彼の息子かと思われる「懐徳」は
『琉球戦国キャラクター図鑑』の
予約特典用にキャラ化しました。