がじゅまるの樹の下で。

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リテイク版・早田六郎次郎

2019年03月13日 | ・琉球史散策/第一尚氏

 

『三十六の鷹』のレビュー

(続く)

と書きながら、
しばらく無関係な記事が続いておりましたが…

続きです。

 

『三十六の鷹』には
『琉球戦国列伝』で描いたマイナー系キャラも結構出てきていて
本を読んだことで、彼らを改めて描きたくなったのです♪

 

一人目が

倭寇の早田六郎次郎!
(ワタシは彼を昔から早田さんと呼んでいる)

三十六の鷹では小次郎、
早田左衛門の「弟」となっていますが、
戦国列伝では早田左衛門の「子」。

別人?それとも小説のアレンジ?とも思いましたが
朝鮮に行くくだりもあるので
やはり小次郎=六郎次郎なのだろう、と。

戦国列伝(史料による記述)で見る早田さんは
かなり姑息なTHE倭寇という印象なのですが、

小説では男気あふれる海の男って感じで
悪党な感じはなかったです。

 

三十六の鷹バージョンの彼に
描き替えてみようかとも思いましたが、
戦国列伝のリテイクバージョンと言うことで
史料で見る姑息な印象はそのままに
今のワタシのタッチにしてみました。