がじゅまるの樹の下で。

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おおあむしられ

2014年04月29日 | ・琉球史散策/第二尚氏

このブログには下書きをしたまま放置して
いつの間にか埋もれてしまっているのがいくつかあります。

それをちょっと発掘してきたので
UPしたいと思います。

(本日二投目)

 

というわけで、
三十三君は横に置いておいて、
(→ 追記 うをぅ、三十三君記事もほったらかしたままだ…)
その性格と立ち位置がハッキリと分かってる
「三平等(みひら)の大あむしられ」について。

神女組織の頂点はご存知、聞得大君。
そのすぐ下に位置するのが3人の高級神女。

その名も
「首里大あむしられ」「真壁大あむしられ」「儀保大あむしられ」

3人まとめて「三平等の大あむしられ」

この3名が琉球を3分割した間切・島を管轄していました。

三司官が国王をトップにした男の世界での3大臣なら、
三平等の大あむしられは聞得大君をトップにした
宗教世界の3大臣ってトコです。

それにしても

あむしられってスゴイ響きだよね。

漢字で書くと阿母志良礼
「あむ」は「母(神女)」
「しられ」は「治める」

という意味があるそうですよ。

その、「真壁大あむしられ」の住居跡が
首里高校隣、中山門跡すぐそばにあります。

現在は「琉染」という染物工房になってます。


写真は'11,2撮影。
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