運動不足だと思う。
以前は、仕事でも適度に動いていたのだけれど、最近は机に張りついている時間が多くなり、動く事がなくなった。←
コアラか?
帰る電車の中で、
「腹筋」や「ストレッチ」
くらいはしなきゃだと思いながらも、家に着くと、
ビールを飲みこみ、寝てしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
おかげで筑波から帰ってくると、翌日は筋肉痛になるのさ。
キックでも再開したいなぁ。
……。
……。
キック?
何それ?
と思った人いるかな。
僕は結婚する前まで、キックボクシングをしていたのさ。
素人のタコ踊りみたいな物だったけれど。
ウチのジム(道場?)は不思議な形態で、キックと空手が混じったようなトコだった。
キックボクシングだって聞いて入ったのに、練習は空手着を着ていた。
会長はプロのキックボクサーだったのに、なんでだろう?
試合もなぜか空手着で。
顔面保護はヘッドギアではなく、スーパーセーブだったし。
余談だけれど、スーパーセーブ付けていれば殴られても平気だと思っていたら、流血するんだよね。
初めて試合に出た時、口から
血がでたよ。
殴られた衝撃で、翌日はすさまじく首も痛くなるしね。
ずーっと続けるつもりだったけれど、
ある日、道場に通う事を中断する日がやってきた。
その日最後のスパーリング相手は、僕より拳ひとつ分大きくがっしりした、デビュー戦直前のおにーちゃん。
階級もかなりうえな、素人の僕にはものすごく手に余る相手だ。
相手は、それこそ
「練習にもならない」感じだろう。
大分手加減してもらったに違いない。
そのスパーリングも後1分くらいで終了の頃。
本気で相手の腹をめがけて放った僕の右前足蹴り(僕は人と逆の構えになるので、右足がまえにくる)と、相手の脅かすつもりで出した膝蹴りの膝が空中で衝突!!
当たった瞬間、
何か音がしたような気がした。
かなり足が痛い。
かなり痛めたなぁと思いながらも、捻挫程度でリタイヤするわけにもいかず、そのままゴングがなるまでスパーリングを続けたよ。
スパーリングが終わり、足をチェックする。
エラク腫れているし、右足全体を床につけると激痛だよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
足が腫れているから、靴がはけないし。
ムリカラ足を靴に納め、左足でアクセルとブレーキを操作して車で帰る。
明日は出張なのにねぇ。
次の日の出張は、道場の帰りと同じく、左足で運転していったよ。
左足は普段、ブレーキにしか使っていないからかなり疲れたけれど、特に運転には問題ない。
早めに仕事を終わらせて、お医者に行ったよ。
レントゲンの絵を見ながら、
お医者は
「あー、折れてますねー」(半笑い)
親指の付け根から、2cmくらい土踏まず側のトコがポッキリ逝った絵が、シャーカステンにぶら下がっている。
……。
……。
なんですとー!!
何となく、
「折れているんじゃないかなぁ」
なんて思っていたし、折れていること自体は別に良いのだけれど、
何が問題かって、
この時点で、丁度1ヶ月後に
結婚式がある。
誰の?って、僕のだよ。(*^_^*)
診断の後、僕の右足首からつま先まで、石膏で固められたうえに、
お医者からは
「かかとをついても平気だからといって、足を使わないで下さいね。整復したところがずれて、痛みがずっーと続きますよ。絶対についちゃダメですよ!」
と、かなり脅された。
びびった僕は、ただ首を縦に振る。
お嫁様には、ホントのことは言っていない。
というより
言えない。
なぜなら、道場で怪我したなんて言ったら、治っても再開できなくなるからさ。
なので、お嫁様には
「夜中に慌ててトイレに行こうとして、壁にぶつけた」
って言ってある。
壁にぶつけたなら、指の骨が逝ってるよねぇ。
ホントのコトは言えない。
墓まで持っていく事を誓ったよ。
お嫁様は結婚式の事をかなり心配していたが(当然僕の足もだよ)、当日までには歩るけるようになることを約束して、取り敢えずは事を納めた。
はてさて、けんたは無事に結婚式の日を迎えることができるのか?!
続きはまた今度←お酒を飲んで眠いから
永遠の愛を誓いつつ次回へつづく