大好きな歴史学者、磯田道史の新刊。
朝日新聞に連載中のコラムに大幅加筆した本らしく、
ひとつひとつのエピソードがコンパクトにまとまっていて
非常に読みやすい。
これなら通勤電車で少しずつ読めるなーと思いきや、
読み出したら止まらなくなり
借りたその日のうちに全部読んでしまった。
書かれている内容が面白いのはもちろん、
文章が簡潔で読みやすいから、するすると読み進んでしまうのだ。
たいして歴史好きでもない私が
この人の本を待ちわびるようになったのは、
「武士の家計簿」がきっかけだった。
古文書に対する並々ならぬ愛情と、
そこから得た知識や驚き、感動を分かち合いたいという気持ちが
本の端々から感じられて、以来虜になった次第。
1話完結型の軽いコラムも好きだけど、
「武士の家計簿」のようにひとつのテーマにじっくり取り組んだ
ボリュームと読み応えのある本もそろそろ読んでみたいな。
江戸の備忘録
磯田道史・著/朝日新聞出版
朝日新聞に連載中のコラムに大幅加筆した本らしく、
ひとつひとつのエピソードがコンパクトにまとまっていて
非常に読みやすい。
これなら通勤電車で少しずつ読めるなーと思いきや、
読み出したら止まらなくなり
借りたその日のうちに全部読んでしまった。
書かれている内容が面白いのはもちろん、
文章が簡潔で読みやすいから、するすると読み進んでしまうのだ。
たいして歴史好きでもない私が
この人の本を待ちわびるようになったのは、
「武士の家計簿」がきっかけだった。
古文書に対する並々ならぬ愛情と、
そこから得た知識や驚き、感動を分かち合いたいという気持ちが
本の端々から感じられて、以来虜になった次第。
1話完結型の軽いコラムも好きだけど、
「武士の家計簿」のようにひとつのテーマにじっくり取り組んだ
ボリュームと読み応えのある本もそろそろ読んでみたいな。
江戸の備忘録
磯田道史・著/朝日新聞出版
ラトル指揮のベルリン・フィルを聴きに行った。
今夜の会場はサントリーホール。
今年のオーケストラ聞き納めにふさわしい
美しい旋律を十分堪能した。
すごく満足。すごく感動。
今夜はぐっすり眠れそう
感想など・つれづれメモ
・ミューザ川崎のときに感じた微かな物足りなさが、
今夜は最初の数小節で払拭された。
・途中で何度か目が潤みかけた。
・ここ数ヶ月で何度か経験したことだけど、
素晴らしい演奏を目の当たりにすると
一瞬、視界がボワッとぼやけることがある。
(演奏に惹きこまれるあまり、無意識のうちに
視神経が弛緩するのかも。キャパちっちゃいなー)
今日もそれが1回あった。
・今日の席は、指揮者の顔がよく見えた。
ヤンソンスもそうだけど、ラトルも本当に表情豊かに指揮をする!
・音響効果についての発見。
聴衆の拍手の音(のクリアさ)と音響効果は必ずしも一致しない。
・巧さと感動の度合いは別物である。
すごく感動しているときは、
ハーモニーの綻び(あるいは毛羽立ち、ささくれ、みたいなもの)なんて
ほとんど気にならない。
・とはいえ、綻びはないに越したことはない。
ウィーンフィルやコンセルトヘボウって、これまでは
音の美しいオケだと思っていたけど
実は超人的な巧さも併せもっていたんだ!と今更ながら発見。
・なんだか話が脱線しちゃった。元に戻そう。
・終演後、オケの団員が舞台から去っても拍手が鳴り止まず
ラトルひとりが舞台に登場。
その瞬間、拍手が大きくなり「ブラボー!」が浴びせられる。
こういう瞬間が、すごく好き。(11/11もそうだった。)
・ラトル、いったん舞台の袖にひっこむ。
拍手は鳴り止まず、再び舞台へ。
こんどはビールのジョッキを持っていた!
ひとくち飲んでジョッキをかかげ、これでほんとにお開きに。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サイモン・ラトル
◇曲目
ブラームス :交響曲第3番 ヘ長調 op.90
:交響曲第4番 ホ短調 op.98
◇アンコールはナシ
今夜の会場はサントリーホール。
今年のオーケストラ聞き納めにふさわしい
美しい旋律を十分堪能した。
すごく満足。すごく感動。
今夜はぐっすり眠れそう
感想など・つれづれメモ
・ミューザ川崎のときに感じた微かな物足りなさが、
今夜は最初の数小節で払拭された。
・途中で何度か目が潤みかけた。
・ここ数ヶ月で何度か経験したことだけど、
素晴らしい演奏を目の当たりにすると
一瞬、視界がボワッとぼやけることがある。
(演奏に惹きこまれるあまり、無意識のうちに
視神経が弛緩するのかも。キャパちっちゃいなー)
今日もそれが1回あった。
・今日の席は、指揮者の顔がよく見えた。
ヤンソンスもそうだけど、ラトルも本当に表情豊かに指揮をする!
・音響効果についての発見。
聴衆の拍手の音(のクリアさ)と音響効果は必ずしも一致しない。
・巧さと感動の度合いは別物である。
すごく感動しているときは、
ハーモニーの綻び(あるいは毛羽立ち、ささくれ、みたいなもの)なんて
ほとんど気にならない。
・とはいえ、綻びはないに越したことはない。
ウィーンフィルやコンセルトヘボウって、これまでは
音の美しいオケだと思っていたけど
実は超人的な巧さも併せもっていたんだ!と今更ながら発見。
・なんだか話が脱線しちゃった。元に戻そう。
・終演後、オケの団員が舞台から去っても拍手が鳴り止まず
ラトルひとりが舞台に登場。
その瞬間、拍手が大きくなり「ブラボー!」が浴びせられる。
こういう瞬間が、すごく好き。(11/11もそうだった。)
・ラトル、いったん舞台の袖にひっこむ。
拍手は鳴り止まず、再び舞台へ。
こんどはビールのジョッキを持っていた!
ひとくち飲んでジョッキをかかげ、これでほんとにお開きに。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サイモン・ラトル
◇曲目
ブラームス :交響曲第3番 ヘ長調 op.90
:交響曲第4番 ホ短調 op.98
◇アンコールはナシ