さいきん伸び悩んでるとか、そもそも才能がないとか、明らかに練習不足だとか、音大生が初見で弾いてるような演奏とか、とか、とか、いろいろ評判を聞くけれど、直前にチケットが値引きしてたので興味本位で聴きに行くことにした今回のリサイタル。
他会場での感想をTwitterとかで読んで不安になりつつも、結局のところ自分がどう感じるかだわ、と微かな望みを抱いて会場へ。
で終演直後の感想。
あしたからまたおしごとがんばろう!と活力をもらいました。
(訳)憤りもまたエネルギー源となることを実感した。
一夜明けた感想は、
◇アンコールの3曲は良かった。
◇つややかな音。テンパリング直後のチョコレートを連想した。
さらに二夜明けて、まとめると
おわりよければおおむねよし。聴きに行ってよかった。
24の前奏曲のうちのひとつを(最初の数小節を弾いただけで)まるごと飛ばされた衝撃は少しずつ薄らいできました。
他会場での感想をTwitterとかで読んで不安になりつつも、結局のところ自分がどう感じるかだわ、と微かな望みを抱いて会場へ。
で終演直後の感想。
あしたからまたおしごとがんばろう!と活力をもらいました。
(訳)憤りもまたエネルギー源となることを実感した。
一夜明けた感想は、
◇アンコールの3曲は良かった。
◇つややかな音。テンパリング直後のチョコレートを連想した。
さらに二夜明けて、まとめると
おわりよければおおむねよし。聴きに行ってよかった。
24の前奏曲のうちのひとつを(最初の数小節を弾いただけで)まるごと飛ばされた衝撃は少しずつ薄らいできました。
二子玉川の駅から約20分。
商店街や住宅地をてくてく歩いて行くと、駅周辺の独特の空気が嘘みたいに消えてなくなる。
武蔵野台地の南端を走る(らしい)国分寺崖線の一画をなすのが岡本静嘉堂緑地で、ここに静嘉堂文庫美術館がある。
うちからは非常にアクセスの悪いこの美術館にわざわざ足を運んだのは、曜変天目茶碗を見たかったから。
この夏に藤田美術館所蔵の曜変天目に魅せられ、当時展示していたサントリー美術館には3回くらい通ったのだけど、同じく曜変天目を所蔵する静嘉堂の予定を調べてみたところタイミングよく10月から公開予定とのことで楽しみにしていたのでした。
(現存する曜変天目茶碗は3つ(3客?3口?)だけで、どれも常時展示しているわけではないから、数か月の間にふたつも見られるのは貴重なことなのです。)
そんなわけで茶碗だけを楽しみに見に行ったところ、酒井抱一の屏風絵とか野々村仁清の壺とか、予想外の作品もたくさん見られてだいぶ長居してしまった。
会期は12月23日まで。あともう1回、行けるかな。行きたいな。