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能楽堂で山口晃

2019-03-27 00:03:03 | 美術館・博物館
横浜能楽堂で開催されていた山口晃の展覧会「昼ぬ修羅」




例によって進行中の作品も


海のブルーが気に入ったこの作品。初めて見る絵かも、と思ったらこれも作成途中だったらしい。(閉展近くに行った人の写真で知った)
次にどこかで展覧会やるときに再会できるかな





「奇想の系譜」展@東京都美術館

2019-03-27 00:02:28 | 美術館・博物館
山口晃の講演会の前に時間があったので、東京都美術館で開催中の「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」へ。

美術史家・辻惟雄が著書「奇想の系譜」で紹介した若冲など6人に、白隠慧鶴・鈴木其一を加えた8人の代表作が並ぶ展覧会。


冒頭の若冲からいきなり見応えある作品ばかりで、時間を忘れて見入ってしまった。
大胆緻密でダイナミックで、踊るような筆の運びが見ていて本当に心地よい。(アルゲリッチのピアノと同じような感想だな)
とくに濃い墨で描いた鶏の尾が好き。

ほかには
岩佐又兵衛の絵に山口晃の要素を感じたり、
鈴木其一の水流の表現に陶然としたり、
それほど時間をかけて見た自覚はないのに、いつのまにか1時間半が経過。
わくわくする楽しい展覧会でした。






フィリップスコレクション展

2019-03-27 00:01:34 | 美術館・博物館
どこかのお屋敷の一室のような展示スペースに、ダンカン・フィリップス氏の収集した作品が並ぶ。
三菱一号館美術館の展示スペースを活かした展覧会だった。


展覧会場では作品が収集時期に沿って展示されているので、コレクションが形成されていく様子を追体験することができる。収集家の好みの変遷も体感できて面白い。

作品の収集に当たってフィリップス氏は「色彩の扱い、力強い感情表現、写実と抽象のバランス」を重視していたのだそう。なるほど

ドラクロワ、マネ、モネ、セザンヌ、ピカソ、マティスなどなど錚々たる画家の絵が並ぶ中で気に入ったのはラウル・ドュフィ「画家のアトリエ」。色彩に惹かれた。

この美術館、東京駅からも近いしショップの品揃えも好みだし展示スペースを活かした企画展も多くてわりと気に入っているのだけど、注意点がひとつ。訪れる曜日や時間帯を選ばないとこぢんまりとした展示空間が凶と出てしまう。(今回、土曜の朝に行ったのは失敗だった。次からは気をつけよう)