本当は『軽井沢マジック』の方から読んでみたかったのですが、
手元にあったのはこちらの方でした。
9月。大宮駅近くの陸橋から走行してきた列車に向けて死体が投げ落とされた。
死後2日と思われる死体の身元は分からず警視庁の馬田警部補も打つ手がない。
そして2ヵ月後・・・旅行代理に勤めるサトルと由加里は諏訪へ出張する。
支部には、かつての同僚・今日子がいたが、サトルに相談があるという。
彼女の父親が、武田信玄の墓を探しに行ったまま、行方不明だというのだ・・・
鉄壁のアリバイにサトルが挑戦する!!
ということで、何と今回はアリバイものです。
私は、どうにもアリバイものが苦手というか、そこに情熱を感じられない人間なので、
(特に、鉄道ものの時刻表トリックは苦手なんですよね~^^;)
冒頭の部分を始め、何度も時刻表が出てくるのには苦労しました。
サトルたちが出てくる前の章は、馬田警部補たちの捜査場面で、
いわゆる「警察小説」っぽいノリだったので、←これも苦手(^^;
最初の部分を読むのに、めちゃめちゃ時間がかかりました。
しかし、途中からは、サトルと容疑者のかけひきの方に面白みを感じ、
この対決がどうなるのかな~?という興味も高まってきたので、
一気に読みきることが出来ました。
結果的に、時刻表は気にしなくてもよいレベルだったし、
サトルの示唆も割と分かりやすかったので、思ったとおりの落ちどころでした。
だから「意外」という感覚は無かったけれど、納得できる作品だったと思います☆
それにしても馬田警部補。
冒頭の「警察小説」部分では、めちゃめちゃ切れ者って感じの刑事像だったのに、
(生島刑事に対する態度とか・・・)
サトルと一緒になったとたんに、ちょっと間が抜けて見えて、
本当に同一人物なのかと思ってしまいました(笑)
普通の人がエキセントリックな人と一緒にいると、染まってしまうのか??
でも、サトルと同じサークルにいたわけだから、同じ穴の狢なのかも。
手元にあったのはこちらの方でした。
9月。大宮駅近くの陸橋から走行してきた列車に向けて死体が投げ落とされた。
死後2日と思われる死体の身元は分からず警視庁の馬田警部補も打つ手がない。
そして2ヵ月後・・・旅行代理に勤めるサトルと由加里は諏訪へ出張する。
支部には、かつての同僚・今日子がいたが、サトルに相談があるという。
彼女の父親が、武田信玄の墓を探しに行ったまま、行方不明だというのだ・・・
鉄壁のアリバイにサトルが挑戦する!!
ということで、何と今回はアリバイものです。
私は、どうにもアリバイものが苦手というか、そこに情熱を感じられない人間なので、
(特に、鉄道ものの時刻表トリックは苦手なんですよね~^^;)
冒頭の部分を始め、何度も時刻表が出てくるのには苦労しました。
サトルたちが出てくる前の章は、馬田警部補たちの捜査場面で、
いわゆる「警察小説」っぽいノリだったので、←これも苦手(^^;
最初の部分を読むのに、めちゃめちゃ時間がかかりました。
しかし、途中からは、サトルと容疑者のかけひきの方に面白みを感じ、
この対決がどうなるのかな~?という興味も高まってきたので、
一気に読みきることが出来ました。
結果的に、時刻表は気にしなくてもよいレベルだったし、
サトルの示唆も割と分かりやすかったので、思ったとおりの落ちどころでした。
だから「意外」という感覚は無かったけれど、納得できる作品だったと思います☆
それにしても馬田警部補。
冒頭の「警察小説」部分では、めちゃめちゃ切れ者って感じの刑事像だったのに、
(生島刑事に対する態度とか・・・)
サトルと一緒になったとたんに、ちょっと間が抜けて見えて、
本当に同一人物なのかと思ってしまいました(笑)
普通の人がエキセントリックな人と一緒にいると、染まってしまうのか??
でも、サトルと同じサークルにいたわけだから、同じ穴の狢なのかも。
二階堂ホームページで「人形~」を誉めちぎっているので、よっぽど現代版を書きたかったのだろうと想像しました。
ただ、社会人サトルシリーズなので軽く読める様にアリバイ崩しに特化した為「人形~」の劣化版になってしまった感があります。
サトルシリーズは東野圭吾「名探偵の掟」の二階堂版長編シリーズといった感じで、馬田さんは大河原的役割だと思います。
最近はサトルと姉さん達(未だ三番目の姉さんは登場無し)の絡みが薄いと残念に思えます。
嬉しい事に先日サトルシリーズの新作が発売されました。
わたしも感じられないタイプ(笑)
でもその二重人格ちっくな警部が気になる♪
しかしながら
二階堂先生って
もっとおどろおどろしい
作風のイメージを勝手~につくってました・・・
私♪
このサトルシリーズなら
読めるかも
だから西村京太郎さんの『十津川警部シリーズ』は敬遠してしまう…。
ドラマで観ても「???」ですものね(^^;)
『軽井沢マジック』は読んでいるのですが、
サトルと由加里が、高田崇史氏のQEDシリーズのタタルと奈々に似ているなと思います(^^)
「人形はなぜ殺される」を意識していると思いました。
読んだ感じでは、バリエーションにはなってるけど、
やっぱりオリジナルがいいですね☆
サトルシリーズ、キャラクターも面白くて、
ぜひ読み進めていきたいと思いました(^^)
かなり仰々しくこってりした作風なのかと思ってましたが、
サトルシリーズは、かわいらしいです(^^)
由加里みたいな女の子も珍しいと思うけど、
その世間知らず(?)な感じが、
サトルの奇人変人ぶりと、いい呼応関係で(笑)
にしても・・・警察小説って、
偏見持ったらいけないけど、合わないんですよね(^^:
何か、時刻表の隅をつついて、
それでアリバイが崩れたとしても、
それが??とか思っちゃうんですよ(^^;
それ(時刻表)そのものがメイントリックじゃなければ、
なるほど~と、納得も感心もできるんですけどね。
この「諏訪湖マジック」は、
時刻表よりも別にトリックの要があるから、
読み終わった後も、ニンマリできました♪