こんな状況なんで、読書もする気にならないのですが、
気を取り直して、地震の前に読んでいた作品の感想を書きます。
岡嶋二人名義での最後の作品ですが、ほぼ井上夢人氏が書いたものだそうです。
僕・上杉彰彦が公募したゲームブックのための原稿。
勘違いで規定の数倍もの枚数になって失格したその作品を、
イプシロン・プロジェクトがゲーム化したいと申し出てきた。
200万円を受け取ったきり進展がなく、不安になっていた僕の元に、
イプシロンからそのゲームのテストモニターの話が舞い込む。
訪れた僕は、そこで驚異のヴァーチャルリアリティゲームを体験するが・・・
謎の企業イプシロン・プロジェクトが開発しているのは、前代未聞のゲームです。
「クライン2」という装置の中に入ると、ゲームをすることができるんですよ。
難しい理屈は作品で読んでいただくとして、
それはゲーム内に自分がすっぽりと入り込むことが可能なシステムなのです。
ゲームの中では五感のすべてが実際の感覚として体験でき、
実際にその世界にいるように動き回ることもできる。(ありえないけど^^;)
そう、現実との差異が全く感じられなくなるほどに。
そんなゲームのモニターに「僕」と一緒に採用された高石梨紗。
二人はお互いに好意を持ち始め、次第に距離も縮まっていきます。
ところがある日突然行方不明になる梨紗・・・
ミステリとしては、彼女の行方、そしてイプシロンの謎を探るのがメインです。
真相は分かりやすいと思うんですけど、その後の展開に幻惑されます。
作品世界のその後が気になること間違いなし☆
しかし、こんなゲーム、私はやりたくないです(^^;
上杉彰彦の書いたゲームの原作は「ブレイン・シンドローム」というのですが、
スパイもので、謎解きものだという設定で、架空の国が舞台。
そんなところに、めちゃリアルなヴァーチャルで行くなんて、怖すぎます。
痛みもリアルに感じるから、銃で撃たれちゃったりした日には・・・(怖)
やっぱり、ゲームは現実と違うからこそ楽しめるんですよね(^^;
気を取り直して、地震の前に読んでいた作品の感想を書きます。
岡嶋二人名義での最後の作品ですが、ほぼ井上夢人氏が書いたものだそうです。
僕・上杉彰彦が公募したゲームブックのための原稿。
勘違いで規定の数倍もの枚数になって失格したその作品を、
イプシロン・プロジェクトがゲーム化したいと申し出てきた。
200万円を受け取ったきり進展がなく、不安になっていた僕の元に、
イプシロンからそのゲームのテストモニターの話が舞い込む。
訪れた僕は、そこで驚異のヴァーチャルリアリティゲームを体験するが・・・
謎の企業イプシロン・プロジェクトが開発しているのは、前代未聞のゲームです。
「クライン2」という装置の中に入ると、ゲームをすることができるんですよ。
難しい理屈は作品で読んでいただくとして、
それはゲーム内に自分がすっぽりと入り込むことが可能なシステムなのです。
ゲームの中では五感のすべてが実際の感覚として体験でき、
実際にその世界にいるように動き回ることもできる。(ありえないけど^^;)
そう、現実との差異が全く感じられなくなるほどに。
そんなゲームのモニターに「僕」と一緒に採用された高石梨紗。
二人はお互いに好意を持ち始め、次第に距離も縮まっていきます。
ところがある日突然行方不明になる梨紗・・・
ミステリとしては、彼女の行方、そしてイプシロンの謎を探るのがメインです。
真相は分かりやすいと思うんですけど、その後の展開に幻惑されます。
作品世界のその後が気になること間違いなし☆
しかし、こんなゲーム、私はやりたくないです(^^;
上杉彰彦の書いたゲームの原作は「ブレイン・シンドローム」というのですが、
スパイもので、謎解きものだという設定で、架空の国が舞台。
そんなところに、めちゃリアルなヴァーチャルで行くなんて、怖すぎます。
痛みもリアルに感じるから、銃で撃たれちゃったりした日には・・・(怖)
やっぱり、ゲームは現実と違うからこそ楽しめるんですよね(^^;
「ハンターハンター」の中で出てきた
グリードアイランドというゲームを思い出しますが
知ってます?
ゲームの中で命を落としたら本当に死んじゃうんですよ
ありえないですよね^^;
見た目はPSみたいなのに、
念を使って入るんでしたよね。
そのあたりは結構楽しんで読んだ気がします♪
この「クラインの壺」を読んだとき、
私も、グリードアイランドみたいだ~と思いました☆
でも、こっちはハリウッドあたりで映画にしたら、
結構面白そうな感じではあります。
私は「アバター」に似ていると思いました。
荒唐無稽な設定ではなく、
ちゃんとシステムの原理っぽいのは説明されてますし。
「アバター」は残念ながらまだ見たことないので、
夏休みあたりに、レンタルをしようかな♪
でもこんなゲームの話だとは知りませんでした。
岡嶋作品は、競馬好きな印象が強いのだけど、
コンピュータが出てきたり、ゲーム内部の話だったり、メカニックな作品も多いみたいですね。
私も岡嶋作品、今年はいくつか読みたいです。
それがメインじゃないというか、
それが世界観を作ってる感じですね。
森作品の「有限と微小のパン」の雰囲気かも。
これを、あの時期に執筆しているのが、
岡嶋作品の凄いところです・・・
岡嶋作品の競馬関係は、
最初の3部作だけかも・・・