この建物。残念なことに壊されて、もう見ることができなくなりました。
川端通りに面して荒神橋の東側にありました。(写真は3月に撮影)
真ん中の奥にあるこの建物は1889(明治22)年に建てられた旧・京都織物会社、今は京大の東南アジア研究所で、文化財になっていて保存されていますが、
その前面両側にあったこの建物は、さる財団から新しく建物が寄付されることになり、そのために壊されてしまったのでした。
これもなくなりました。
文化財のレンガの建物ほど古くはないけれど、いい感じだったのに、ほんとに残念です。
しかも、新しくできる建物(3階建て)の図によると、レンガの建物も川端通りからは見えにくくなるものと思われます。
建物をぐるっと廻ってみました。
真ん中の門をくぐって奥に入ると、創建当時は工場群があったらしい。
そちらから川端通りを眺めるこの眺めも変わることでしょう。
新しくできるのは川端通り沿いだけで、その奥に今まで通り残されると思います。川端通りからは見えなくなるかもしれませんが。
今まであった建物が突然なくなってるのを見た時って、ショックですよねえ。
荒神橋まで来た時、「ここに東南アジア研究センターあるよな」って道路に出てみて驚きました。
あれ? 工事してる。。 周りの建物は?
帰ってから調べましたが、感性予想図にこの研究センターの建物もないんですよ。。。
まさか。。。 残りますよね?
「鴨川歩き」の記事 もう少し後になるのですが、またトラックバックさせて頂きますね。