ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

岡山後楽園

2015-08-18 03:25:25 | お庭
岡山駅から1時間以内に見物して来られる観光名所に後楽園があります。
電車でもバスでも行けますが、バスのほうが園のすぐ前まで行けるので、往復バスで行ってきました。


岡山藩主・池田綱政が旭川の中州に造らせ、1687(貞享4)年に着工、1700(元禄13)年に完成した池泉回遊式の庭園で、日本三名園の一つです。



すぐ隣に岡山城があり、続けて見ることもできますが、今回は後楽園だけにしておきました。



広い、広い、大名庭園です。



延養亭。
藩主が後楽園を訪れた時の居間や、賓客をもてなすために使われた建物。1945(昭和20)年6月29日の岡山空襲により焼失しましたが、1960(昭和35)年に再建されました。


廉池軒。
戦災を免れた数少ない建物の一つです。





その前の花葉(かよう)の池。
大輪の白い花を咲かせる蓮「一天四海」(通称「大名蓮」)が夏に花を咲かせます。



唯心山。
園の中央部に唯一盛り上がった小山があり、その上から広く園内を見晴らすことができます。
池田綱政の子、継政の時に築かれ、平面的だった庭園が立体的な景観へと変化しました。山腹には唯心堂があり、斜面には石組みに合わせて、ツツジやサツキが植えられています。



唯心山の上からの眺め。



園内最大の「沢の池」。






井田(せいでん)。
綱政が田園風景を好んでいたため、初期には田んぼや畑が多く配置されていましたが、経費節減のために芝生を植えさせ、今では井田だけがその名残を伝えています。




茶畑。
築庭当時からこの辺りのゆるい土手斜面に茶畑が作られ、その茶葉は藩主が普段に飲むお茶として使われました。




慈眼堂(じげんどう)。
池田綱政が元禄10年に池田家と領民の繁栄を願って建立し、観音像を祀りました。



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