10月27日、長浜駅と米原駅にSL北びわこ号を見に行きました。
SL北びわこ号は特定の時期だけ臨時列車として米原駅から木ノ本駅の間を走っています。この秋の走行は10月13日20日27日・11月3日10日、それぞれ一日に一回のみです。
しかし、その指定席切符はネット販売も予約販売もなく、1ケ月前に駅の緑の窓口に買いに行かねば手に入らないことになっています。一度買いに行ったのですが、あっという間に売り切れになっていました。それで、乗車することはすっかり諦め、せめて走っているのを見に行くことにしたのです。
北びわこ号が米原駅を発車するのが、10時9分、長浜駅に着くのが10時12分頃なので、その前に長浜駅に着く普通列車で京都から向かいました。米原駅を通り過ぎる時に駅の手前で煙を吐いて待機している蒸気機関車を見つけました。
長浜駅のホームでしばらく待っていると、約1分遅れでやってきました、SL北びわこ号!!
蒸気の煙と轟音、長い汽笛も鳴らしてくれて、迫力満点でした。
長浜駅で3分程停車していたので、ゆっくり見ることができました。
駅のホームにも、途中の沿道にもカメラを構えたファンが大勢待ち構えていました。
汽車が通り過ぎてから、木ノ本駅から折り返して来るのを見るために、長浜駅から米原駅に電車に乗って帰ってきました。
米原駅で待つ間に駅弁を買って食べました。
SL運転記念の「伊吹釜めし」です。
松茸、鶏肉、栗などが入った炊き込みご飯でした。
ご飯を食べた後、待ちきれなくて米原の町散策に出かけたので、SLがどのようにして米原駅に帰ってきたのか見ることができませんでした。しかし、1時間程のちに米原駅から京都に向かって帰る電車の窓から、SLが別の気動車に繋がれて、米原駅のはずれに停まっているのを見ました。まだ蒸気の煙をはいて、静かにクールダウンしているようでした。
SL自体に乗ることはできませんでしたが、走っているのや、停まっているところをいっぱい見ることができて、大満足でした。