浅野川の東側に加賀藩が1820(文政3)年にお茶屋を集めて町割りしたのがひがし廓、今は「ひがし茶屋街」と呼ばれて、情緒ある町並みになっています。
雪が多いためか、窓が小さい板戸囲いの家が並んでいます。
お茶屋の一つ、「志摩」に入ってみました。
1820(文政3)年に建てられたお茶屋の造りをそのままに残しており、国の重要文化財になっています。
二階が客間になっていて、客、芸妓がともに舞や三弦、謡曲、茶の湯、和歌、俳諧などの高い教養のある遊芸を楽しんだ部屋です。
襖の取っ手は七宝でできている。
釘隠し。
坪庭の灯籠は雪囲いの中でも灯がともせるようになっていました。
ひがし茶屋街の近くにある浅野川大橋は1922(大正11)年に作られたコンクリート製のアーチ橋で国の登録文化財になっています。
道路からの入口付近には風情ある近代建築が残っていたりして、私好みの風景です。
「志摩」には入りませんでした。
今度 金沢に行ったら 近江町市場と「志摩」行こうと思います。
近江町市場は日曜日でほとんどのお店は休みでしたが、営業していたお寿司屋さんでおいしい魚を食べて来ました。