土曜日 子ども神輿の片付け終了後ダッシュで
上岡敏之指揮 ヴッパータール交響楽団 の演奏会に行ってきました。
プログラムは
モーツァルト 交響曲第28番
マーラー 交響曲第5番
実は・・・聞いたことがないオケだったんですが 150年もの歴史あるオケだとのこと。
指揮者も私は初。
上岡氏は舞踏会でダンスを踊っているかのような優雅な指揮でモーツァルトを振ってらっしゃる。
まぁここはさらっと ノーブルなモーツァルトを聞かせていただきましたが 休憩後のマーラーはこれはもうなんと言ってよいか・・・
上岡氏のテンポ感はサプライズの連続。
「えーーー!!ここでこう来る???」という箇所がアチコチにちりばめられていて 驚かされるばかり。
1楽章の最後のフルートのあとのベースのピチカートも ためるためる!!
で、2楽章へはアタッカで突入。(少々オケの一部ついていけず。ここが完璧に合ってたらさらにすごかったなぁ)
テンポだけでなくダイナミクスもサプライズ。
2楽章の途中 ppでのティンパニのロールをバックに チェロが静かに歌うところが超超!!!ppp!?
ビオラが入ってからもずーーーっと押さえに押さえた表現で クラリネットが入ってやっと普通のpになる。
この演奏CDにしようと思ったらミキサーさん?大変だろうなぁ(^_^;)
accelは突然に!しかもこれまた超超ハイテンポ。
右手ぐるぐる回してるし!野球のコーチか!?と思わず突っ込みたくなるほど。
狭い指揮台の上で縦横無尽に飛び跳ねる姿は 『のだめ』の指揮者コンクールで千秋とともにファイナルに進んだ 「片平」以上。
もしやモデルなのでは??と思ったほど。
2楽章最後の3つの音もこれまた超ppp。
アマチュアにはこんなんできませんよー。
4楽章の表現もまたまたサプライズ。
「ここはためて歌いたい」と思うようなところはサラッとというより 私の中のテンポの1.5倍速??だったり、逆に「ここまでひっぱる??」という箇所もあったりで、一瞬たりとも指揮から目を離せません。
目を離して音だけ聞いてると「え??何が起こったの??」と混乱してしまいます(^_^;)
5楽章になるとこちらもかなり慣れてきて「ここはきっとこう来るに違いない!」とあれこれ予想を立てながら聞いて「来た来た!」と喜んだり、「えー?ここはこう来る??」と裏切られたり。
マーラーの5番には特に思い入れの強い夫(大学4年のときこの曲でラッパのトップを吹いている)は「わしはこれは受け入れられん!」と頑なでしたが、私は素直に楽しめましたね~。
アンコールは モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」終楽章。
マーラーの編成のままなので弦は重厚ですが、あのマーラーの後にさわやかな清風のようなモーツァルト。
にくい演出です。
上岡氏とヴッパータール交響楽団の演奏は いい意味でのアマチュアオケのような「熱さ」をもった演奏でした。
上岡敏之指揮 ヴッパータール交響楽団 の演奏会に行ってきました。
プログラムは
モーツァルト 交響曲第28番
マーラー 交響曲第5番
実は・・・聞いたことがないオケだったんですが 150年もの歴史あるオケだとのこと。
指揮者も私は初。
上岡氏は舞踏会でダンスを踊っているかのような優雅な指揮でモーツァルトを振ってらっしゃる。
まぁここはさらっと ノーブルなモーツァルトを聞かせていただきましたが 休憩後のマーラーはこれはもうなんと言ってよいか・・・
上岡氏のテンポ感はサプライズの連続。
「えーーー!!ここでこう来る???」という箇所がアチコチにちりばめられていて 驚かされるばかり。
1楽章の最後のフルートのあとのベースのピチカートも ためるためる!!
で、2楽章へはアタッカで突入。(少々オケの一部ついていけず。ここが完璧に合ってたらさらにすごかったなぁ)
テンポだけでなくダイナミクスもサプライズ。
2楽章の途中 ppでのティンパニのロールをバックに チェロが静かに歌うところが超超!!!ppp!?
ビオラが入ってからもずーーーっと押さえに押さえた表現で クラリネットが入ってやっと普通のpになる。
この演奏CDにしようと思ったらミキサーさん?大変だろうなぁ(^_^;)
accelは突然に!しかもこれまた超超ハイテンポ。
右手ぐるぐる回してるし!野球のコーチか!?と思わず突っ込みたくなるほど。
狭い指揮台の上で縦横無尽に飛び跳ねる姿は 『のだめ』の指揮者コンクールで千秋とともにファイナルに進んだ 「片平」以上。
もしやモデルなのでは??と思ったほど。
2楽章最後の3つの音もこれまた超ppp。
アマチュアにはこんなんできませんよー。
4楽章の表現もまたまたサプライズ。
「ここはためて歌いたい」と思うようなところはサラッとというより 私の中のテンポの1.5倍速??だったり、逆に「ここまでひっぱる??」という箇所もあったりで、一瞬たりとも指揮から目を離せません。
目を離して音だけ聞いてると「え??何が起こったの??」と混乱してしまいます(^_^;)
5楽章になるとこちらもかなり慣れてきて「ここはきっとこう来るに違いない!」とあれこれ予想を立てながら聞いて「来た来た!」と喜んだり、「えー?ここはこう来る??」と裏切られたり。
マーラーの5番には特に思い入れの強い夫(大学4年のときこの曲でラッパのトップを吹いている)は「わしはこれは受け入れられん!」と頑なでしたが、私は素直に楽しめましたね~。
アンコールは モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」終楽章。
マーラーの編成のままなので弦は重厚ですが、あのマーラーの後にさわやかな清風のようなモーツァルト。
にくい演出です。
上岡氏とヴッパータール交響楽団の演奏は いい意味でのアマチュアオケのような「熱さ」をもった演奏でした。
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