だらだら奥様

家事嫌いの奥様です。掃除してるより仕事のほうが断然!楽だわ~。おほほほ。

アンネ=ゾフィ・ムター 倉敷公演

2008-06-10 14:32:42 | 音楽
アンネ=ゾフィ・ムターの倉敷公演行ってきました。
いけなくなった知人にチケットをもらったんですが 行ってよかった!!!

アンサンブルの素晴らしさ、バイオリンの美しい音色を堪能させてもらった満足度200%の演奏会でした。

ムターは13歳の頃あのカラヤンに認められ「天才少女」と言われたバイオリニストです。
現在45歳ですがめっちゃ美しくて 夕べもマリンブルー(トルコブルーかな?)のマーメイドドレスが妖艶でした。
ちなみに トロンハイム・ソロイスツの女性メンバーたちは全員おそろいのロングスカートで 前半紫ベースの玉虫色、後半青ベースの玉虫色でした♪
ムターのお色直しがあるかなぁ?なんて思ってたんですが・・・ちょっと残念。


プログラムは
 バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
 Bartok: Divertiment for String Orchestra Sz.113

 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番BWV1042
 J.S.Bach: Violin Concerto No.2 in E Major BWV1042

 ヴィヴァルディ:「四季」
 Vivaldi: The Four Seasons

トロンハイム・ソロイスツという室内楽団との共演です。
バイオリン1:5人
バイオリン2:5人
ビオラ   :3人
チェロ   :2人
ベース   :1人
チェンバロ 

という構成ですがめっちゃ楽器が鳴るので fffではアマチュアオケのフル弦くらい迫力があります。
一方PPPになるとめっちゃ繊細・・・でもバランスも音色もパーフェクト。すごい!としか言いようがありません。

ムターとのアンサンブルも言う事なし。
ムターの弾き振り(ソロ兼指揮)だったんですが、わずかなアインザッツで見事に揃います。
舞台袖登場からセンターについて、ハンカチを置いたと思ったら・・・いきなり!
なんでアレで出られるの??って感じです(笑)

しかしなんといっても ムターのバイオリンの素晴らしさには打ちのめされましたよ。
左手のテクニックは言うに及ばずですが 右手の弓のコントロールがもう芸術的です。
まったく無駄な力が入ってなく 力みも何もない バイオリンという楽器が出せる最高の音を引き出していました。

あーーーーどう表現したらいいのか。
とにかく「素晴らしい!」んですけど やっぱりこんな陳腐な表現じゃダメだわ~~。足りないわ~~。

バッハもヴィヴァルディも「お!ここをこんな表現の仕方で弾いちゃうんだ~」という新たな発見もありました。
ムターの表現にトロンハイム・ソロイスツのメンバーもぴったり寄り添ってついて行ってます。


アンコールは3度。
「四季」から2曲とラストは「G線上のアリア」
(アンコールでもフライング拍手はできればやめて欲しかった~)


今日はサントリーホールでの日本公演ラストです。





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