淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

手塚治虫の「鉄腕アトム」をリブートした浦沢直樹のマンガ「PLUTO」。それをアニメ化した作品が素晴らしい! 107

2023年10月29日 | Weblog
 手塚治虫全集を全巻持っている。
 買ったのはもう数十年前だ。今もしも古本屋に全巻揃えて売ったとしたら、かなりの高額で売れるんじゃないだろうか(売らないけど)。それほど自分にとって価値のある宝物で、まだ全巻全部を読んだわけじゃないけれど、ちゃんと大切に物置の本棚にしまってある。いつかゆっくり読もうと思ってる。



 そんな漫画家手塚治虫の傑作と言ったら、やっぱり「火の鳥」だろう。この漫画は名作だ。古典といってもいい。連載されていた漫画雑誌「COM」も毎月買っていた。
 そして手塚治虫にはこの「火の鳥」以外にも名作が幾つもあって、選ぶのに迷ってしまうのだけれど、「鉄腕アトム」もその中の一作に挙げられるだろう。
 今回、「ネットフリックス」で浦沢直樹のマンガ「PLUTO」がアニメ化された。
 浦沢直樹もまた個人的に大好きな漫画家で、彼の作品もほぼ読んできたし、どの作品も素晴らしいと心から思っていて、「ネットフリックス」の配信をずっと心待ちしていたのである。
 浦沢直樹の「PLUTO」は、「ビッグコミックオリジナル」で昔連載されていて、単行本になってから全巻買って読んでいた。これもまた名作だった。
 その「PLUTO」は、手塚治虫の「鉄腕アトム」の中の「地上最大のロボット」の回を原作にリブートした漫画で、こちらのオリジナル作品は「PLUTO」の単行本にも掲載され、もちろんこちらもそこで読んでいる。



 「ネットフリックス」でオリジナル・アニメ作品として今回新たに配信された「PLUTO」、いやあ、マジで面白かった。傑作だ。
 世界最強といわれるロボットたちが次々と破壊されるという謎の事件が頻発する。犯人を突き止めるべく 刑事ロボットのゲジヒトが捜査にあたり、謎の犯人の目的が、大量破壊兵器にも成り得る世界最強7対のロボットを葬り去ることだと突き止め、彼はアトムと一緒に事件の謎を追ってゆく・・・。



 手塚治虫の原作はかなり短い物語で、すぐに読み切ってしまえるのだが、浦沢直樹はそれを思い切り大胆に膨らませ、オリジナルとはある意味別な新しい作品として蘇らせた。
 それをまた原作としているアニメ作品が面白くないわけがない。
 「ネットフリックス」の「PLUTO」、アニメファンには必見です!






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