淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

遂に降臨! 「ローリング・ストーンズ」18年ぶりの新作オリジナル・アルバム「ハックニー・ダイヤモンズ」を聴いた! 99

2023年10月21日 | Weblog
 遂に発売された「ローリング・ストーンズ」18年ぶりの新作オリジナル・アルバム「ハックニー・ダイヤモンズ」。
 冷たい雨が降る土曜日の朝、家のチャイムが鳴って出たら、宅配便の人がAmazonから荷物が届いたと玄関に細長い段ボールを置いて行った。
 CDだったら小さなパッケージで送られてくるのに、なんなんだこの細長い筒のような段ボールは? 急いで開けると、丸めたポスターがCDと一緒に入っていた。そういうことね。ここまで丁寧に梱包しなくてもいいのに・・・。
 もちろんCDは「ローリング・ストーンズ」の新作オリジナル・アルバム「ハックニー・ダイヤモンズ」だった。
 シングルカットされたアルバム1曲目の「アングリー」は「YouTube」で何度もそのMVを観ていたけれど、その他の曲は今日初めて聴く曲ばかりということになる(「リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン」だけは別)。



 早速、アルバムの1曲目から聴いてゆく。
 「アングリー」はちょっと「スタートミーアップ」に似てなくもない。オープニングに相応しいストーンズらしいアップテンポのロック・チューンに仕上がっている。最初聴いたとき、アングリーというタイトルなので「さすがストーンズ、老齢になってもなお怒りの感情を忘れずに世間に向かって吠え続けててるんだ」と思って大いに感服していたのだが、この曲、歌詞を読んでゆくと「俺に腹を立てるなよ」と、真逆の展開のラブソングに仕上がっている。



 アルバムは国内盤CDのみ、2020年のコロナ禍に急遽リリースされた、「リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン」がボーナストラックとして追加されていて全13曲。
 「アングリー」に続く「ゲット・クロース」も「ディペンディング・オン・ユー」もいいし、4曲目の「バイト・マイ・ヘッド・オフ」は疾走感溢れる「これこそストーンズ!」というロック・ナンバーだ。7曲目の「メス・イット・アップ」も同様にグルーヴ感満載のハイテンション・ロックに仕上がっている。
 そして第2弾シングルとなる11曲目の「スウィート・サウンズ・オブ・ヘヴン」は7分以上のスローなゴスペルナンバーで、ヴォーカルでレディー・ガガ、ピアノでスティーヴィー・ワンダーが参加している。
 全体を聴いてみて(まだまだ聴き込むつもりだけれど)、確かにカントリーっぽい曲やブルース(「ローリング・ストーン・ブルース」はマディ・ウォーターズのカヴァー)もフューチャーされてはいるものの、アルバムを通して流れているのはストーンズしか表現できないあの独特のグルーヴと高揚感だ。
 キースも「テル・ミー・ストレート」で渋いヴォーカルを披露してるしね。
 次のアルバムも、もしかしたらあるかもしれない。
 





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