淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

二宮和也、大沢たかお、中谷美紀による、フジ「月9」史上初のトリプル主演ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」の初回を観る。88

2023年10月10日 | Weblog
 今日からまた仕事が始まった。昨日とは全く違って朝から寒い。
 冷たい雨も時々空から落ちてくるなか、朝から「観光行政論」と「ゼミ演習」をこなして長い一日が終わった。

 昨日の休日の夜は、9時からスタートした、「嵐」の二宮和也、大沢たかお、そして中谷美紀が、フジテレビ系「月9」史上初のトリプル主演を務める連続ドラマ、「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(初回30分拡大版)第1話を観た。
 このドラマ、クリスマス・イブのたった1日だけを描いてゆく連続ドラマだという。そういえば、今年の12月24日は日曜日になり、クリスマス当日が25日月曜日になるので、それに合わせるかたちで最終回を迎えるのだろう、たぶん。



 ドラマは3人によるトリプル主演ということで、それぞれまったく別の人生を生きる3人の男女の物語が並行しながら進んでゆき、最後の最後で大きく一つに交錯することになるらしい。第一回目も、「逃亡編」と「レストラン編」と「地方テレビ局編」とか交互に描かれていた(もちろん、よくあるパターンで、それぞれが偶然遭遇してすれ違うシーンが幾つも用意されていた)。

 まず、「逃亡編」では、二宮和也が横浜で起こった銃殺事件の容疑者として逃亡する記憶喪失の男を演じ、「レストラン編」では、大沢たかおがクリスマスディナーの準備中に秘伝のソースを失ってしまう洋食屋のシェフを演じ、「地方テレビ局編」では、中谷美紀が地方ローカル局「横浜テレビ」の報道キャスターを演じていて、その中心に深夜起こった銃殺事件が絡んでゆくというストーリーだ。
 観てゆくと、ほかにも江口洋介や佐藤浩市ら謎を含んだ人物たちの行動も同時並列に動くので、結構忙しい。



 確かに皆さん頑張って演じていて、初回としては結構な滑り出しではあるものの、大量の警察官が導入され、検問が敷かれている横浜を必死で逃亡する二宮和也が、謎めいた女性の中村アンと一緒に早朝の中華料理屋に入り、店のテレビで写真付きの二宮和也が大きく映し出されアナウンサーがその模様を何度も伝えているにも関わらず、その店の中で堂々とスッピンで料理を食べながら、ついさっき起こった銃殺事件について互いに話し合う場面を観ていたら、完全にシラケてしまった。ふつう、すぐに通報されんだろ?!
 こういうところ、もっとちゃんとしてほしい。脚本はいったいどうなってんだ? 演出の際に気づかなかったんだろうか?



 視聴率を見てみたら、平均世帯視聴率が7・8%(関東地区速報値)。フジの看板枠「月9」での第1話平均世帯視聴率の1ケタ発進は、前作「真夏のシンデレラ」の第1話6・9%に続いて2作連続となってしまった(平均個人視聴率は4・8%)。
 うーむ。
 分かる気がする・・・。









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