淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

全米を熱狂させたテレビドラマ「ブラックリスト」遂に日本上陸! その第1話を観たぞ。

2014年01月31日 | Weblog
 それにしてもジェームズ・スペイダー、ずいぶん老けましたなあ。

 びっくりしちゃった。
 年月というものは本当に残酷だ。
 これが、あの甘いマスクで映画「セックスと嘘とビデオテープ」(スティーブン・ソダーバーグが脚本と監督)の主役として、颯爽とスクリーンに登場したクールで洗練された青年なのだろうか。

 未だに信じられない。
 禿げちゃったし・・・。太っちゃったし・・・。

 まあ、その禿げ具合はいいとして、遂に観ました。
 いま話題沸騰の全米TVドラマ、「ブラックリスト」。

 とにかくこのドラマ、前評判が半端じゃない。
 放映している「スーパー!ドラマTV」のホームページを見たら、その凄まじいまでのアメリカでの盛り上がりがよくわかる。

 初回の「ブラックリスト」はアメリカで9月にオンエアされたらしいのだけれど、なんと約1,258万人がこのテレビドラマを視聴したのだとか。
 そして、続く第2話がオンエアされた時点で、既にシーズン1全22話の製作が決定したのだという。
 確かにアメリカ人好みの犯罪ドラマではある。

 その余波は、そのまま日本にも伝播しているようだ。
 色んなマスコミでも特集が組まれていて、各誌大絶賛、「スーパー!ドラマTV」での番宣も凄まじい。

 第1回目の、「ブラックリスト」。
 冒頭から、飛ばす、飛ばす。

 「犯罪コンシェルジュ」と呼ばれ、世界中の凶悪犯罪者たちの手助けをしたり、裏取引に協力をしていた国際的な最重要指名手配犯レイモンド・レディントン、通称レッドと呼ばれる男が、突然FBI本部に出頭して来たところから物語はスタートする。

 出頭して来たレッドは、これまで数多く関わってきた犯罪者達に関する情報を提供することと、彼らの逮捕に協力すると申し出る。
 ところが何故か、彼の申し出は不可解極まりない。

 新人捜査官のエリザベス・キーンという女性を自分の担当に充てることが彼の条件であり、彼女以外には一切何も話さないという。
 しかし、2人には何の接点すらない。

 新人捜査官のエリザベス・キーンは、愛する夫と2人暮らしをしている。
 しかも、いきなりレッドから指名された当日は、子どものいない2人が養子縁組をするために夫とその手続きに向かうという、とても大事な日でもあった。

 レッド、つまりレディントンの持つ「ブラックリスト」はいったいどんな類いのもので、彼の真の狙いは何なのか、はたまた、何故に見ず知らずの新米捜査官を指名したのか?
 混乱する捜査陣・・・。

 そんな矢先、ブラックリストに載っているという一人の凶悪犯がひとりの幼い少女を誘拐するという情報が、レッドから漏らされ、捜査陣は色めき立つ。
 その誘拐は、数多くの市民も巻き込むある凶悪な企みが隠されていた。

 ドラマ「ブラックリスト」、まだ第1話だけしか観ていないので、これからの展開はよく分からないけれど、心理的な駆け引きだけではなく、ド派手なカーチェイスや銃撃戦もあって、中々ハイ・スピードである。

 それに、第1回目から様々な謎が視聴者側に提示されていて(例えば、新人捜査官エリザベス・キーンの夫が抱えている秘密が最後で暴露されたりとか・・・)、先の読めない展開になるのは必至である。

 それと、天才的な犯罪者である主人公のレディントンと、新人捜査官エリザベス・キーンとの、知力を尽くした駆け引きがとても面白い。
 エリザベス役のメーガン・ブーンという女優、結構頑張っている。

 ファースト・シーズンが全22話ということなので、まだまだ序の口、これから二転三転するだろうし、最後には大きなどんでん返しが用意されているだろう。

 「ブラックリスト」、まずまずのスタート・ダッシュである。







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