淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「失恋ショコラティエ」。月9ドラマが面白いので、水城せとなの原作漫画も全巻買って読んでます。

2014年01月24日 | Weblog
 いやあ、フジテレビ月曜日夜9時からのドラマ「失恋ショコラティエ」が面白い。
 久々に月9ドラマ、面白いと思った。
 最近、ほんとこの時間帯は不振続きだった。

 さすが松潤、そして石原さとみ(別に贔屓目で見ているわけじゃなくて、石原さとみが出るとドラマ自体が締まる)、それから水川あさみ(今回の水川あさみ、すんごくいい。これまであんまり好きなタイプの女優じゃなかったけれど、このドラマの彼女はいいと思う)、水原希子、溝端淳平、有村架純、みんな適役である。

 それと、ドラマ主題歌の、嵐が歌う「Bittersweet」。
 この曲がまた素晴らしい。
 個人的に、嵐の楽曲ってこれまでイマイチ食指が伸びてこなかったのだけれど、この「Bittersweet」はいい出来に仕上がっていると思う。

 先日、飲み会である人が、「松潤ってSだからいいんであって、Mっぽい『失恋ショコラティエ』の小動爽太(こゆるぎ そうた)役は似合わない」といっていたけれど、こういう松潤も中々いいんじゃないかなあ。

 それに今回のドラマ、特に輝いているのが、石原さとみ、そして水川あさみである。
 小悪魔的な役どころの石原さとみもしっかり光っているけれど、井上薫子(いのうえ かおるこ)役の水川あさみがいい味を出している。

 ドラマ「失恋ショコラティエ」が面白いのは、全員が片思いだという、その相関図が面白くて惹き付けられるのである。
 そして、そこにシリアスさがないからいい。
 ここに深刻な恋愛模様が描き出されてしまうと、途端につまらなくなってしまうだろう。ラブコメだからこそ、ストレスをまったく感じずに安心して観ていられるのだ。

 なので、とにかくドラマの先が気になり出して、アマゾンで原作漫画ってどうなってるんだろと調べてみたら、まだ完結とはなっておらず、既に第7巻まで出ているらしい。

 原作者は、水城せとなという人。
 当然、これまで一冊もその著作を読んだことはない。

 仕事を終え、吹雪舞う街を歩き、中心市街地にある「N本店」2階のコミック・コーナーへと駆け込んだら、ずらりと原作コミックが立て掛けられていた。
 ネットで買う分には全然恥ずかしくないのだが、店頭で女性店員の前にいい歳をした怪しげな男性が少女コミックを差し出すのって、ちょっぴり恥ずかしい。

 でも、読みたいのだから仕方がない。
 勇気を出して、まずは①から③までの3冊だけを買い求める。

 帰りの雪道も何のその、早足で家へと帰り、寝っ転がって「失恋ショコラティエ」の漫画を第1巻から読み始める。
 絵自体はそれほど惹きつけられるものはなかったけれど、でもこれはこれで面白い。
 当然、続く巻も速攻で買っちゃいました。

 ストーリーは完全にドラマとおんなじ。
 っていうか、原作漫画を丁寧になぞっているのが月9ドラマなので、逆といえば逆ですね。

 高校時代から憧れ続けていた吉岡紗絵子(サエコ)と付き合っている(と自分で思っている)のが、主人公の小動爽太。
 バレンタインデーの前日にも、徹夜状態で一生懸命作ったチョコレートをプレゼントするも、サエコは受け取ってくれない(彼女は次々イケメンたちと付き合っている)。
 衝撃的な失恋を負った傷心の爽太は、何も持たずにフランスの有名パティスリーである「ボネール」を訪れ、強引に雇ってほしいと頼み込む。

 それから5年の月日が流れる。
 ボネールの日本上陸が決まり、爽太はサエコを振り向かせるただそれだけのためにショコラ専門店「ショコラヴィ」を開店させることに。
 ところがなんと、愛するサエコさんは既にバツイチの男性と結婚が決まっていた・・・。

 まあ、こんな具合に、出だしのざっくりした物語は漫画もテレビも同じである。
 ここだけ押さえていれば、今からドラマを観たとしてもまったく問題ないだろう。

 漫画は先を行っちゃっているので、まだ原作コミックを読んでいない人にとっては、ここに書くとネタバレになるのであえて書きませんが、物語はそこから二転三転して、次の展開に目が離せなくなる。

 久しぶりに少女コミック(こういう表現ってもう古いんですかね)を読んだけれど、これはハマりますなあ。

 この勢いをかって、随分昔に取り揃えているのに未だに手を付けていない、大河少女漫画「ガラスの仮面」、これからじっくりと読もうかな。










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