淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「東京スカイツリーの天望からデッキから見下ろす、真冬の午後の光に沸き返る街」

2014年01月27日 | Weblog
 それにしてもここ数ヶ月の間、プライヴェートを含めて、結構頻繁に東京へと足を運んでいる。
 やっぱり、それも冬が多い。
 自然と体が温かい街へと向かっているんだろうか。

 日光もそうだったけど、あの「東京スカイツリー」も、前に一度真ん前まで来たのに「天望デッキ」へと登らずにそのまま引き返してしまったことがあった。
 なので、次に上京した際は絶対「東京スカイツリー」に登ろうと心に決めていた。

 最近は、本当に真面目に思っていることなのだけど、「あともう2度と来られないかもしれない。あともう2度と見られないかもしれない。あともう2度と聴けないかもしれない」このことが絶えず自分の頭の中で回っている。

 今を逃したら絶対後悔するだろう、これが最後になるかもしれない、今行動しないとあとになって悔やんでしまう、そんなことがいつも頭を過(よ)ぎるのだ。

 これっていいことだと思う。
 今がすべて。この瞬間が全部。あとはない。
 いつもこういう姿勢で人生に臨めたら、もと人生って充実する。そんなことを考える。

 で、行って来ました。東京スカイツリーへ。
 押上駅で降りて、すぐ目の前は東京スカイツリーの本体。
 天望デッキ入場券を買い求めるために大勢の人たちが並んでいて、約1時間待ちだった。土日だとこの何倍になるんだろう。

 高速スピードで上がるエレベーターに乗り込んで、天望デッキへと上る。
 混雑はしているものの、360度パノラマデッキは都内が一望できる見晴らしの良さだ。
 
 遠く、ディズニーランドのスペース・マウンテンが見えた。
 新宿高層ビル群、六本木ヒルズ、隅田川、浅草寺、高尾山・・・少し霞んでいるけれど、明るく照り返す冬の淡い太陽の光がそれらをより一層眩しくさせている。

 新幹線でも飛行機でも、電車でも車でも、ビルの中からでも家の窓からでも、とにかく何処でもいい、とにかく外の景色を眺めるのが大好きなのだ。
 一日中眺めていたって全然飽きるということがない。

 昔、大手町にある老舗ホテルPでアルバイトをしていたころ、休憩時間になるといつも、そこから眺める皇居のお堀端や周辺道路を走る車の流れや赤坂・青山方面に聳(そび)えるビル群を眺めていた。
 何にも考えず(いや、色々と考え事をしていたのかもしれないけど)、ただぼんやりと目の前に広がる都会の景色を眺めていたら、バイトの先輩に「お前、外眺めるの好きだねー」とからかわれたこともあった。それほど大好きだったのだ、昔から。
 ということで今回も大満足で「東京スカイツリー」をあとにした。

 そしてもう一つ、東京で印象的だったことがあった。
 それは、「伊勢丹」新宿店本館6階と7階で開催されていた「~パリ発、チョコレートの祭典~サロン・デュ・ショコラ」展で、これでもかと美味しいチョコを食べ尽したこと。

 会場は身動き出来ないほどの大混雑状態。
 それも大半が女性である。
 全世界から選りすぐりのブランド店が立ち並び、各国の有名ショコラティエ・パティシエたちが、自らサインや店頭販売をしている。

 「ゴディバ」の限定商品「ショコリキサー バレンタイン ストロベリー」も中々美味しかったけれど、「エスキス」の「ローズドサブール」というサクサク感満載のチョコ菓子と、名前は忘れてしまったけれど、抹茶ベースのマカロンそのものを「お焼き」のようにチョコ生地ですっぽり包んだスイーツが美味しかった。

 そのほか、チョコのソフトクリームも食し、最後は7階にある「ボナ」のイートインで締めの珈琲を飲む。
 これもまた、大満足のチョコ・ツアーでありました。

 有名ショコラティエの中の一人に青森県出身の方がいて、その人、イタリアの三ツ星レストランのシェフ・パティシエやニューヨーク、台湾でも修行を積んできたらしく、僕も青森から来ましたというと、買い求めたチョコを割り引いてくれた。
 その後、名刺まで頂いて、今度その銀座に構えるお店に行く約束まで取り交わしてしまった。

 それにしても、燦々と降り注ぐ陽の光を全身に浴びながら、勝手気ままに歩く街中散歩って、本当に愉しい。

 まあ、得てして、そういう愉しい時間を過ごした後に待っているのは、苛々だけが募る日常生活ってやつなんですが・・・。







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