淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「色んなことが終わって、また色んなことが始まってゆく」

2014年01月19日 | Weblog
 健康な人間にも、日々、癌細胞は生まれている。
 一日、約5000個の癌細胞が人間の身体の中では出現しているらしい。

 ところが、健康な人間の身体はとてもよく出来ていて、そういう悪い細胞をやっつけてくれる頼もしい味方が住んでいる。
 何か?

 それは、NK細胞という名の素晴らしいスーパーマンなのである。
 この強い味方が、日々現れる悪い癌細胞を、えいっ!と片っ端から退治してくれるのだ。
 ところがこのスーパーマンにもちょっとした弱点がある。泣きどころである。

 アンパンマンが水に弱いように、NK細胞はストレスに弱い。ストレスを感じると、途端に弱くなってしまう。
 ということは、様々な病気に罹ったり、ちょっとしたことで風邪をひいたりする人は、このNK細胞が他の元気満々な人よりもそのパワーが弱いということを意味している。

 もちろん、病気に罹りやすい人、癌になりやすい人、それらがすべてストレスから起因しているなんて、そんな乱暴な意見を吐くつもりはない。
 ただ言えるのは、人間の最も手ごわい敵、それは目に見えないストレスであるということだ。
 ストレスの始末が悪いのは、直接的な自覚がないということかもしれない。それは、静かに、そして深く、人間の奥底に侵入して、人の身体を蝕んでゆく。

 となると、僕たちの強い味方NK細胞を、より強力にパワーアップさせるのにはどうしたらいいか?

 簡単だ。
 まずはストレスを極力溜めないこと。
 そしてNK細胞をより強くする食物をいつもマメに摂取すること。
 この二つが大事である。
 ではその食べ物とは何か?

 「R―1ヨーグルト」が、いいらしい。
 インフルエンザや風邪、それからガン細胞にまで効果があるらしい。かなりの免疫力がアップするんだとか。
 なので、最近は毎日この「R―1ヨーグルト」を食べている。別に宣伝料を貰っているわけじゃありませんので。あしからず。

 前置きが長くなったけれど、こうして今日の日曜日も、朝起きて真っ赤なラベルのリスクと闘う乳酸菌「R―1ヨーグルト」を食べ、午後からの仕事に向かう。

 修士論文を提出し、3年振りにやっとのことで短い小説を書き上げたので、それなりに気分はいい(でもまたすぐに落ち込むけれど・・・)。
 あとは「津軽学」の原稿を仕上げるだけだ。

 少しずつ前に進む。少しずつハードルをクリアし、一歩でも先を見続ける。これしかないだろう。
 でも別に、前向きに生きようと、能天気な戯言を叫んでいるわけではない。
 いつもと同じように、何事にも懐疑的で、悲観主義で、自己憐憫に塗れっぱなしの、最低で、嫌な男に変わりはない・・・。

 それにしても、仕事に対する思い入れがまったく無くなってしまった。どうしよう。
 でもそれは、今ある仕事の手を抜くとか、いい加減にうっちゃるとか、適当に妥協するとか、そういう事では決してなくて―いや、それだけは本当にないなあ。いい加減な仕事をしちゃうことで自分自身の評価(仕事の評価じゃなくてね、自分そのものの評価ね)が下げられることに耐えられないというか、プライドが許さないというか―、もう別な場所にある、とても魅力的なものに心を奪われちゃった自分がいる。

 そんな感じで、今日の午後も仕事を片付け、仲のいい、気心の知れた、何人かの仲間たちと(仕事仲間じゃなくてね)、中心市街地に集って珈琲を飲みながらそれぞれの毒を吐き出し合った。
 何でも話せる仲間って、ほんとにいい。
 ストレスがなくなる。

 この余勢を駆って、3月末までに、これもずーっと未完のままほったらかしていた小説をきちんと完成させようかなあ。
 やっぱり、本もちゃんと出したいし・・・。

 しっかし、この心の乱高下って何なんだろ?
 俺って、躁と鬱の周期が余りにも激し過ぎないかぁ?

 これって、何かを成し遂げたことによる、気持ちいい達成感だったらいいんだけど・・・。
 なんかそれとは違う気も・・・。
 







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