結構有名な地元のフランス料理レストランに行くにしろ、東京に立ち寄った際ほんのたまに寄る名の知れたレストランに行くにしろ、その際にはそれなりの緊張を強いられる。
最近では、最低のマナーさえ守っていれば意外と気楽に食事を楽しめる雰囲気のお店も数多く、それなりに敷居も低くなってきたけれど、大体が形式とかマナーには一切無縁な人間だし、予めコースでオーダーする場合はいいとして、アラカルトでの料理注文となるとやっぱり少し戸惑ってしまう。
微妙に、チョイスする品目の食材名も不確かだし、時々の料理に合ったワインの銘柄なんて今でもほとんど判らない・・・。
なので、食通と呼ばれる人たちをみると、本当に心からの憧れを抱いてしまう。
ワイン通も中々カッコいいけど、様々な料理や食材に対して薀蓄(うんちく)や知識を持っている人に出会ったりすると、もうそれだけで尊敬の念を抱いてしまうのだ。
第一、僕はまったく料理が出来ない。
その昔、東京で生活していた一時期、ハムエッグとかインスタント・ラーメンとかの簡単な料理(とは言えないな)は作った事があるものの、それもすぐに安い定食屋を近所に見つけた時点ですぐに止めてしまった。
だから今でも、ご飯は炊けないし、味噌汁も作れない(掃除だけは得意ですが)。
野菜や魚など、食材の時価なんかも全然分からない。買出しや料理を作る時間があったら、どこか家の近くの料理店に駆け込んで美味いものを食べたほうがずっといい。後片付けも凄く面倒だし。
困ったものである。
ただし、いつかは「男の厨房」とやらを本格始動してみたいものだと心底思ってみたりする。
自分で食材を選び、自分で捌いて自分で味付けをする。料理は思想であると言った人がいたけれど、案外料理をする行為って、極めれば深い世界なのではあるまいか・・・。
「アイアン・ジャイアント」(傑作アニメ映画として今でも伝説の作品として語り継がれている)や、「Mr.インクレディブル」を撮った、ブラッド・バード監督によるディズニーとピクサーによる最新アニメCG映画が「レミーのおいしいレストラン」だ。
稀にみる嗅覚の持ち主で、いつかは一流レストランのシェフになる夢を抱いているドブネズミのレミーは、ある日、家族と離れ離れになってしまい、パリのとあるレストランに辿り着くのだが、そこは、レミーが尊敬する今は亡き名シェフ、グストーという人のお店だった。
その有名レストランの厨房内では、見習いシェフのリングイニという男がスープを台無しにしていて、見かねたレミーはこっそりそのスープを作り直し、美味しい味のスープへと変え、客の大絶賛を浴びてしまう。
それを目撃していたリングイニは、自分に料理の才能がないことを悟り、ねずみのレミーの才能を借りることをレミーに提案する。
こうして二人はコンビを組み、パリ一番のシェフを目指すことになるのだが・・・。
とにかく、CGが素晴らしい。
これまで余り料理の映像をメインに据えるという事がなかったのかもしれないけれど、一つ一つの食材もリアルで、出来上がった料理もとても美味そうに見える。
最初、ネズミが料理を作るという内容に、少し白けた部分もなかった訳ではないのだが、映画に吸い込まれてゆくうちに全く違和感がなくなって、逆にレミーが作った料理が美味そうに思えてくるから不思議。
しかし、ピクサーの作るCGアニメは駄作がない。
だからとても安心して観ていられる。世に送り出す映画はどれも大ヒットを記録していることから鑑みても、パートナーであるディズニーとの契約解消の一件はキツイだろう。
ピクサー自体は他のハリウッド製作会社から引く手数多なので、これからも様々な傑作を生み出してゆくに違いないだろうが、去られるディズニーの痛手は計り知れないものがある。
まだまだ何作かの契約はあるということなので、その点は安心していいのかも。
今回の「レミーのおいしいレストラン」も当然、アメリカを含めた全世界で大ヒット中。
ただし今回、本編の前に上映されるピクサーの短編は、ちょっと期待はずれ。毎回、中々面白い短編映画を見せてくれていたのに・・・。今回はイマイチの出来だったのが惜しまれる。
僕が観た映画館も満員状態。結構笑いもそれなりにおきていました。はい。
最近では、最低のマナーさえ守っていれば意外と気楽に食事を楽しめる雰囲気のお店も数多く、それなりに敷居も低くなってきたけれど、大体が形式とかマナーには一切無縁な人間だし、予めコースでオーダーする場合はいいとして、アラカルトでの料理注文となるとやっぱり少し戸惑ってしまう。
微妙に、チョイスする品目の食材名も不確かだし、時々の料理に合ったワインの銘柄なんて今でもほとんど判らない・・・。
なので、食通と呼ばれる人たちをみると、本当に心からの憧れを抱いてしまう。
ワイン通も中々カッコいいけど、様々な料理や食材に対して薀蓄(うんちく)や知識を持っている人に出会ったりすると、もうそれだけで尊敬の念を抱いてしまうのだ。
第一、僕はまったく料理が出来ない。
その昔、東京で生活していた一時期、ハムエッグとかインスタント・ラーメンとかの簡単な料理(とは言えないな)は作った事があるものの、それもすぐに安い定食屋を近所に見つけた時点ですぐに止めてしまった。
だから今でも、ご飯は炊けないし、味噌汁も作れない(掃除だけは得意ですが)。
野菜や魚など、食材の時価なんかも全然分からない。買出しや料理を作る時間があったら、どこか家の近くの料理店に駆け込んで美味いものを食べたほうがずっといい。後片付けも凄く面倒だし。
困ったものである。
ただし、いつかは「男の厨房」とやらを本格始動してみたいものだと心底思ってみたりする。
自分で食材を選び、自分で捌いて自分で味付けをする。料理は思想であると言った人がいたけれど、案外料理をする行為って、極めれば深い世界なのではあるまいか・・・。
「アイアン・ジャイアント」(傑作アニメ映画として今でも伝説の作品として語り継がれている)や、「Mr.インクレディブル」を撮った、ブラッド・バード監督によるディズニーとピクサーによる最新アニメCG映画が「レミーのおいしいレストラン」だ。
稀にみる嗅覚の持ち主で、いつかは一流レストランのシェフになる夢を抱いているドブネズミのレミーは、ある日、家族と離れ離れになってしまい、パリのとあるレストランに辿り着くのだが、そこは、レミーが尊敬する今は亡き名シェフ、グストーという人のお店だった。
その有名レストランの厨房内では、見習いシェフのリングイニという男がスープを台無しにしていて、見かねたレミーはこっそりそのスープを作り直し、美味しい味のスープへと変え、客の大絶賛を浴びてしまう。
それを目撃していたリングイニは、自分に料理の才能がないことを悟り、ねずみのレミーの才能を借りることをレミーに提案する。
こうして二人はコンビを組み、パリ一番のシェフを目指すことになるのだが・・・。
とにかく、CGが素晴らしい。
これまで余り料理の映像をメインに据えるという事がなかったのかもしれないけれど、一つ一つの食材もリアルで、出来上がった料理もとても美味そうに見える。
最初、ネズミが料理を作るという内容に、少し白けた部分もなかった訳ではないのだが、映画に吸い込まれてゆくうちに全く違和感がなくなって、逆にレミーが作った料理が美味そうに思えてくるから不思議。
しかし、ピクサーの作るCGアニメは駄作がない。
だからとても安心して観ていられる。世に送り出す映画はどれも大ヒットを記録していることから鑑みても、パートナーであるディズニーとの契約解消の一件はキツイだろう。
ピクサー自体は他のハリウッド製作会社から引く手数多なので、これからも様々な傑作を生み出してゆくに違いないだろうが、去られるディズニーの痛手は計り知れないものがある。
まだまだ何作かの契約はあるということなので、その点は安心していいのかも。
今回の「レミーのおいしいレストラン」も当然、アメリカを含めた全世界で大ヒット中。
ただし今回、本編の前に上映されるピクサーの短編は、ちょっと期待はずれ。毎回、中々面白い短編映画を見せてくれていたのに・・・。今回はイマイチの出来だったのが惜しまれる。
僕が観た映画館も満員状態。結構笑いもそれなりにおきていました。はい。