淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「また独り、海へ往くー」

2007年08月11日 | Weblog
 金曜日は、撮り貯めしていたビデオを片っ端から観て、少しジョギングをした。
 空は相変わらず鬱陶しい曇り空で、ここ数日間はまるで梅雨の季節に戻ったような天気が続いている。

 そして土曜日。
 朝起きて、仕事場に向かう。ちよっとした残務整理。それから宿題の確認。
 暑い。それにしても暑い。
 天気予報では今日から晴れマークが連続して書き込まれている。

 早朝のオフィスにいる自分が何だか馬鹿馬鹿しくなってきて、守衛さんに鍵を返し、駐車場に停めていた車に乗り込み、独り海を目指す。

 近場の海じゃ納得しない。遠くまで。出来る限り遠くまで。
 まだ時計は朝の9時を過ぎたばかり。午前中には浜辺に寝転び、蒼い海の中に独り静かに沈んでいよう!

 ジョージ・ハリスンの「オール・シングス・マスト・パス」を大音響で。
 このアルバムは大好きだ。とても暖かくて、深くて、ポップで、そして愛しいる
 発表当時、今は亡きジョン・レノンが「ジョージは頭が変になったんじゃないか? 何で3枚組ものレコードを出すんだ?」と訝ったらしい。

 しかし、その意に反し、3枚組としては史上初の全米、全英第一位を獲得。アルバムは、ロック史上にその名を残す大傑作アルバムと相成った。

 ジョージ・ハリスンの愛妻、パティ・ボイトへの激しい想いから生まれたのが、エリック・クラプトン不朽の名作、「いとしのレイラ」という曲であるのは周知の事実だけれど、ジョージも、この「オール・シングス・マスト・パス」の中で、素晴らしいラブ・ソングをたくさん書いている。

 ジョージ・ハリスン、大好きっ!

 車の外部温度計が34度を示している。
 少し雲も流れていて快晴とまでは至らないけど、暑さは半端じゃない。
 わざとクーラーを止め、窓を開け放し、暑さを全身で感じながら車を飛ばす。
 波がある、太平洋岸で泳ぎたい。それから砂浜のある場所。

 やっと満足出来るような浜辺に到着。
 何人もの人が、甲羅干しやサーフィンを楽しんでいる。波は少し高い。でも泳げないという感じじゃない。カップルが浮き輪を使って波打ち際ではしゃいでいる。

 バスタオルを敷いた流木の上に大の字に寝転がり、真夏の太陽の痛いほどの光を全身に浴びる。
 風は少し冷たい。太陽が時々、厚い雲間に隠れてしまうと、風はより一層冷たくなって海辺を襲う。
 もう少し晴れてたらなあ。

 午後になると雲がなくなり、暑さは最高潮。
 腕時計に付いている温度計を見てみたら、35度! 体感温度はそれほどでもないんだけど・・・。
 海に入った。冷たいけど、慣れてくると気持ちがいい。
 波間に独り浮かんで、青い空を眺める。大きな波が、定期的に浜辺に押し寄せてきて、そのつど、海にどっぷり呑まれてしまう。それがまた気持ちいい。

 波のパワーは強いから、抗いながら泳ぐうちに体力が少しずつ消耗してゆく。でもそれもまた心地よい。
 浜に上がり、温くなったミネラル・ウォーターを飲み、また横になる。今夜は焼けた肌が火照って眠れなくなるかもしれない。

 午後3時には海を出た。
 適当に銭湯を探す。見つけて入ったお風呂屋さんには露天風呂が付いていた。
 のんびりと焼けた肌をお湯に漬け、太陽の行方を追った。いいなあ、こういうの。夏を全身に感じる。
 独りぼっちは少し淋しいけれど・・・。

 帰りは夕焼けを見ながら静かなドライブ。音が欲しくない時だってあるのだ。
 市内に入り、帰宅せずに映画館。一本映画を観る。

 帰宅したのは夜の10時過ぎ。
 お風呂に入って鏡を見たら、全身が真っ赤に焼けている。顔も凄い。海水パンツの跡がクッキリとわかる。
 よしっ! 明日も海だな! 今年の夏は真っ黒に日焼けするぞ!

 今月の26日は誕生日。
 今回は、また何らかの目標を定め、髪を丸めて坊主にしようかなあ。それとも目標達成まで禁酒もいいなあ。あるいは「ブログ日記」を閉じるとか・・・。
 何かを自らに処さないと、またズルズルと日々を費やしてしまうから。

 とにかく、明日も海に行こうっと!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする