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ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

一段落?

2008-11-22 05:42:46 | おしごと
今朝、シアトルから帰ってきました。

日本での産休中から思い悩み心配していた、シカゴへの出張。アメリカに帰ってからも、母乳を続けたかったので、しばらく出張は控えて、自宅で細々と仕事をしようと思っていたのですが、シカゴだけは悩みの種でした。業界では一番大きな展示会が、2年に1度の11月にシカゴで5日間行われるのです。立場上行かないわけにも行かないし、どうしたものかなあ・・・と。2年前、こぐまと完全断乳したのもこの展示会のために出張を再開したのがきっかけでした。でも、いつの間にか、というか、仕事上と家計上、必要に迫られてというか、ほとんど本格復帰して出張もベビーシッターのお世話になりながらやってるので、今回のシカゴもそうすることにしました。5日間、しかも展示会場という特殊な場所でのベビーシッターなので、いい人が見つかるか心配でしたが、結果からすれば、いい人が見つかって、展示会中も何とかなって、夜はカブを夕食だの会食だのに連れまわしたけど、それも周りの理解と協力で受け入れてもらって、万事無事に終わったのでした。

これでもうすぐサンクスギビングだし、後は年末のホリデーシーズンなので、仕事もスローダウンして出張もないだろうと思っていたら、シカゴにいる最中にシアトルにも行くことが決定。1週間の不在後ほとんど一息つくまもなく、シアトルに2泊、1機中泊4日で行って来ました。

シアトルはこの10年で5回目ですが、そのうち3回がこの1ヶ月くらいの間に起こりました。それもそのうち一回は、日帰りの上空港から出ませんでした。いずれにせよ、5回ともろくろく街を見たこともないし、シアトルをエンジョイしたこともありません。しかもシアトルには、初めてのママ友の一人でミク友でこのブログにも時々コメントしてくださっているI-yakoさんがいて、一度こぐまともどもお会いしてみたいのですが、こんなにしょっちゅう行っておきながらまだ機会がありません・・・

今回は、あのイチローで有名なマリナーズの球場と同じコンプレックスにある展示会場に行ったので、その目の前のホテルに1泊しました。イチローの巨大写真を拝むことができました。これで結構シアトルに来た気分になったな。

今回のシッターさんは彼女も3ヶ月の赤ちゃんがいる子連れ。彼女を助ける意味でもOKしたのですが、後から、やっぱり専属でカブの面倒を見てくれる人のほうがよかったな・・・とちょっと後悔しました。しかもカブは、最近人の区別もついてきて、こぐまほど人見知りはしないけど、やっぱり知らない人とずっといると機嫌が悪くなるみたいです。動き回って大変だし、出張に連れ歩くのも、そろそろ限界が近づいてるなと感じます。

仕事自体はまあまあ目標を達成して何とかなりました。

シアトルは飛行機から見ると、緑が多くて本当にきれいな街です。ノルウエーとかデンマークとかの移民が多くて、漁業も盛ん。アメリカの北欧って感じです。雨は多いらしいけど、私が行くといつも雨降ってないんですよね。昨日は朝だけ降ってましたが、午後は晴れてたし。それからコーヒーではすでに有名ですが、ビールの醸造も有名らしい。昨日の夜はお客さんと、地ビールのビアホールに行ってきました!そして久しぶりにビールを飲みましたよ!(未だに完全母乳なので、ノンアルコールですが・・・飲んだ気になりました、そしてなぜか酔っ払った気分になりました。)

http://www.pyramidbrew.com/alehouses/seattle

今度こそはゆっくり行きたいです。


子連れ出張

2008-09-19 11:09:05 | おしごと
実は今、カブちゃんを連れて出張中です。場所は、クリントン元大統領の出身地、アーカンソー州です。私の住むペンシルバニア州からは、直行便がないので、乗り継いで、飛行時間だけなら計3時間ちょっとの場所です。

家族4人の生活も毎日あわただしく、カブちゃんも母乳一筋で育てているので、仕事はぼちぼち復帰、というつもりでしたが、既に出張の予定がいくつか入ってしまいました。絶対行けと命令されているわけではないですが、立場上どうしても行かなければいけないと判断したもので、子連れでも行けそうな場合は、行くことにしました。

今回は復帰後初の出張です。先週の昨日、いきなりこのアーカンソー州に本社があるアメリカの某有名企業T社から、うちの会社の製品についてのプレゼンをしてほしいとのコンタクトがありました。この企業のある業界は我々の会社の製造している製品の大口の使用客です。この地域の担当セールスマンだけに行かせるわけにはいきません。しかもプレゼンを準備しなければいけません。なので、先週から一週間、毎日毎日ほぼ一日中、夜は子供たちが寝てから遅くまで、プレゼンの準備をしてきました。ようやく昨日の朝完成したのです。

そして今朝早朝6時の飛行機に乗って、カブとアーカンソー州にやってきました。プレゼンは昼すぎから。万が一飛行機が遅れたりキャンセルになったときのために、昨日フェデックスの最速サービスでバックアップのプレゼンファイルを、先に来ているセールスマンに送っておいたのですが、飛行機は遅れもせず、スムーズにこられました。

問題はカブちゃんです。こぐまとはちがって、機嫌がいい時間が長く、おとなしいので、飛行機に乗って連れてくることはあまり心配していなかったのですが、1時間のプレゼンの間ベビーシッターが必要です。こぐまを夫の両親に預けて、夫に来てもらって見てもらうことを考えたのですが、この地方空港に来るには飛行機代が高く、自前で払うのは不可能。こぐまを夫の両親に預けるにしても、泊まりは心配なので、日帰りですが、日帰りのスケジュールはない。というわけで、某ベビーシッター検索サイトに登録して、募集をかけたのです。

ベビーシッターの出会い系サイトみたいなものなので、多少心配でしたが、雇う側も雇われる側も住所とかきちんと登録する必要があり、有料のサービスだと無料でバックグラウンドチェックもできるので、勇気を出して使ってみることにしました。幸い、プレゼンは某ホテルの会議室なので、そのホテルに宿泊して、部屋で見てもらうわけだし、プレゼンはたったの1時間なので、何とかなるだろうと思いました。

募集をかけたらいろいろな人(主に地元の大学生)が応募してきましたが、その中で目に留まったのが、日本人のご主人と結婚して日本に18年暮らしていたという女性。日本語も流暢とのことだったので、電話してみたら、確かに日本語も流暢で、4人のお子さんがいるということで、信頼できそうだったのでお願いすることにしました。

それでも心配でしたが、約束の時間よりずっと早く来てくれて、日本の大学に行っている娘さんが丁度遊びに来ていた様で彼女も来ていたので、嘘はついていない、大丈夫だなと思って安心して預けることができました。

アーカンソーのど田舎で、日本語ぺらぺらのアメリカ人女性とそのハーフの娘さんと出会うとは思いませんでしたが、二人ともとてもいい人でとてもよかったです。私の自宅の近くに住んでいたら、定期的にベビーシッターお願いしたのになあ、というのだけが残念。

カブちゃんは、丁度眠い時間で少し泣いたようですが、私が部屋に戻ってきたときはシッターさんに抱っこされて得意のゆびしゃぶりでおとなしくしていました。一安心。

さて、プレゼンのほうは、1週間ストレスとプレッシャーと戦いながら寝る時間を削って作成しただけあって、急いだ割にはなかなかの出来栄え。総合的にはかなりうまく行ったのではないかと自画自賛。

午後はカブちゃんがずっと寝ていてくれたので、溜まっていたメールの返事などの仕事もこなし、またセールスマンとのミーティングもカブちゃんがおとなしかったのでできました。あー満足満足。

我ながらタフだなあと思うのですが、出張も連れがいると孤独感もなく楽しいものです。と結構ポジティブモードの私です。

それから、この間日本から帰ってきたときも思ったのですが、アメリカ人って本当に親切です。妊婦や子連れの人を見ても席を譲らない日本人とは対照的に、子連れで旅行していると、どこに行っても皆すごく親切にしてくれます。男性は間違いなく荷物を持ってくれたり、女性も、トイレに行く間とか荷物を降ろす間抱っこしましょうか、と申し出てくれたり。今日ここに来る間にも、何人もの人に申し出ていただき、実際助けていただきました。本当に感謝です。だからこのような出張も何とかなるのです。

今日まで1週間毎日不安と心配もあったけど、すべてうまく行って本当によかった。今日は久しぶりにぐっすり眠れそうです。なんか今後も勇気出てきた。